3.11…3月11日…2011年3月11日…午後2時46分18秒発生…最大マグニチュード9.0…最大震度7…


あの日、あの一帯を襲った自然の猛威…死者15,884名、行方不明者2,636名…


あの日から3年…もう3年…まだ3年…


まずは…合掌。


あの日の前からやってたこと…あの日を境に思ったこと…たいして変わる事なく続いている人生…大きく変わっていく人生…ただひとりの人生を粛々と生きること…大きな生と死をみつめること…


3.11のあの時は今と同じ姿勢で液晶画面に向かい合っていた…あの日の夜は弟が帰宅困難者になってしまったので渋谷まで往復4時間かけて迎えにいって泊めた…大事な人や仕事仲間や実家ともまったく連絡がとれなかったがなぜか固定電話ですんなりと繋がっていた弟（の会社）と二人で日立市へ向かうことにした…翌日3.12は仕事の打ち合わせもあり、実家への様々な買い出しもし…3.13になってから東京をたった…茨城県の海側はどうなってるのかまったくわからなかったので埼玉の野田からつくば方面に入り、そのまま北上して栃木の益子町や真岡市を抜け、茨城の常陸大宮方面から日立市へ入った…


途中、数枚の写真は撮ったが…記録などしたくなかった…記憶などしたくなかった…そんな気持ちも渦巻いていた…


つくばや益子町や真岡市や常陸大宮市の被災状況を道々確認しながら…どうなってしまったんだろうわが故郷日立市は？そして我が両親は生きているのか？…静かなる絶望感が心には広がっていたがつとめて冷静に向かった…


そしてあの日は父もまだ生きていたんだ。


…合掌。