『巫女の民俗学』 <女の力>の近代
口寄せを通して死者と生者の「いのち」を結ぶ盲目の巫女オガミサマ
川村邦光 青弓社 2006/10
<盲人結社とネットワーク>
<大和宗の来歴>
・岩手県東磐井郡川崎村薄衣に、聖徳山大乗寺という名の寺がある。ボサマと称される盲僧とオガミサマの宗教団体、宗教法人・大和宗の本山である。当然、盲人の宗教団体としては、全国唯一である。私が出会った13名の巫女のうち、8名がこの大和宗に所属している。
・天台大和教には、岩手県と宮城県の盲僧と盲巫女、2百余名の結集をみたという。
<巫女縁起と結社>
・戦前の天台大和教の時代から、盲目の子女の弟子への勧誘・養成を行う中で、天台宗地神盲僧派の時代よりも、広域にわたる巫女のネットワークが形成されてきたと考えられる。
・戦争が激しくなり、戦死者が増大するにつれて、戦死者の死口を寄せたり、また戦地の兵士の生霊を降ろして、その安否を尋ねる生口が、巫女に数多く依頼されたようである。
・戦時中、巫女は生口や死口を寄せたばかりでなく、それに劣らず、武運長久や弾丸除けの祈願もかなり多く依頼され、民衆にとって巫女は不可欠の存在だったのである。
・だが現在では、この歩き巫女の風習はすでに廃れてしまっている。それのみならず、1941年の石巻祈祷組合の「結社御届」に列記された50名の巫女と盲僧のうち、1980年の調査によると、盲僧はすべて故人となり、巫女は5名を数えるにすぎなかったという。
私が思うこと、聞いたこと、考えること
・「盲人結社とネットワーク」ということで、昔の人達は盲人の処遇と、盲人たちを助けるための結社のネットワークを作り、いろいろと助力をしたようです。盲人は、他の感覚が鋭くなり、「あの世」の動きに敏感になるともいわれています。巫女とamazonに入力すると4239件の検索結果が出てきます。白と赤の服装の巫女さんを連想しますが、関心の高い項目のようです。
・『遠野物語』にあるように異人と会ったら占いがあたるようになったとか、冬の長い東北地域は、神変怪異の多い地域のようです。東日本大震災に被災した東北地方、石巻にも「盲人結社のネットワーク」のような昔からの互助組織があったようです。
・「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」「遠野郷の民家の子女にして、『異人』にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」と言う具合に東北地方には、昔から難儀に会う人々が多かったようです。「神隠し」にしても「人さらい」にしても当時の警察はなす術がなかったようです。どう対応していたのでしょうか。沿岸部では昔から津波の被害をたびたびうけていますが、それにしても今度の東日本大震災はひどかった。
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