今日は、足の太陽膀胱経のツボ「崑崙」について勉強したい
と思います。
「崑崙」はもともと山の名前で、外果(外くるぶし)が高く盛り上がって
おり、本穴はその外果の後方にあることから、崑崙と命名
されたと云われています。
*定位*
足の外果後方、外果とアキレス腱の間の陥凹部にある。
*主治*
・項部(頚部)の強張り、肩背部の痛み、腰部の痛み
・頭痛、めまい、目の痛み
・腹痛、下痢、難産
・神経疾患
崑崙は、後頭部や項背部の痛みに対して優れた効果が
あり、手のツボ「後谿」とよく配穴して用いられます。
また、痛みの強い腰痛にも抜群の効果があります。
「委中」と一緒に配穴すれば、更に効き目がありますね。
膝の痛みにも、この崑崙と「太谿」を配穴することで
効果があります。
ではまた。。。