褒められるって、嬉しいことですね。
そんなこと、あったり前じゃ~ん!
…そうです、でもね。
親は、子供のことをたっくさん褒めてあげることがあっても、
子供から親が褒められること…あんまりナイですよね。
毎日たくさんのことを学んで、健やかに成長して欲しい。
そんな親の願いは、いつの世も変らないかと思います。
子供に対しては、褒めたり叱ったり諭したり試してみたり…。
とにかく親は必死で知恵を絞り、愛情を込めて命がけで
育てているわけです。
本日のレッスンにて、1年生のSちゃん。
「あのね、せんせい。
まいにちれんしゅうしてたら、おけいこひょうが
かくところなくて おわっちゃったの。
だから、ママがおけいこひょうつくってくれたんだよ。」
次のレッスンまで少し開きがある時、
私はいつもより多めに”ピアノのおけいこひょう”を渡します。
(私の教室では、毎日の練習内容を生徒さん自身で確認して
いただくための、オリジナルのおけいこひょうがあります。)
前回、私はその子に1枚渡しそびれちゃったようでした。
「ごめんね、Sちゃん。でも、すごいね!これをお母さんが?」
「そうそう。」
子育てをしながらの毎日の生活。
お時間の限られた中で、お母様が手書きでSちゃんのために
少しアレンジしたおけいこひょうを、作ってくれたのです。
「お母さん、すごいです♪
こうしたひと手間をかけてくださること、本当にありがたいです。」
「嬉しいです~、いや~…はずかしいです~。」 (㊟関西弁)
私はお母様作のおけいこひょうに、花マルをでっかく書きました。
すると、
「せんせい、ペン、かしてください!」
私の書いた花マルをお花に。
ちょうちょと、ママへのメッセージも。
なんでも、学校の先生が一番いい花マルとして、このように
書いて下さるのだとか!
もうね、ママはこんなふうに褒められちゃったら、
疲れなんか吹っ飛びますよね。
生徒のみなさん、いつも練習を見守ってくださる、
お母さん、お父さんに、
「ありがとう」
って言っていますか?
それから、時々でいいから
「ママ、パパ、えらいね」
って褒めてあげて欲しいんです。
それも、心からね。 (o^-')b
みんな、自分だけの力で頑張れているのではなくってさ、
ママやパパの応援があるから、ピアノが楽しく弾けるんだよ。
褒めることは嬉しいことで大好きであっても、
好きで叱る親はいない。
何よりその子のためを思って、叱る。
子供が、その親心の尊さに気が付くのは大人になってからでしょう。
それでも、みんな。
ママ、パパに、しっかり目を見て言ってあげてください。
Sちゃんのように。
「ママ、がんばったね。よくできました!」
ってね。
…ワタシのアノ人も…、
おかあさんのことを、褒めてくれているのかしら~??
我が家のやんちゃ娘に関しては、さっぱり不明ですが、
まぁ、本当に言葉に出してそう言われたら、
天変地異が起こりそうですので、
そのあたりは、”一応認められているかも知れない”だろう
というふうに、母は解釈しています。
ぞうさん ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ かあさんも ながいのよ
ぞうさん ぞうさん
だれがすきなの
あのね かあさんが すきなのよ
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