2020年の五輪開催都市が、東京に決まりました。
野球に携わる人間としては少し複雑な気持ちですが、日本がスポーツのお祭りで盛り上がることを考えると、今からワクワクしますね。
7年後が、楽しみです。
東京にオリンピックが来ることが決定したその日、東京都主催スポーツ博覧会の野球クリニックに参加してきました。
午前と午後の2回、野球教室を行いました。
野球好きの少年たちが、大勢、来てくれました。
ただ、となりのサッカー場をのぞくと、野球場に来てくれた人数の5倍ほどのサッカー少年たち(少女もいたかも)がいました。
前々回の作文にアメリカでの黒人の野球離れについて書いたが、日本でも野球をやろうと思う少年少女が少なくなってきています。(わしが少年だった頃は、学校の休憩時間や放課後といえば、野球やったんやけどな)
野球が1番でなきゃヤダと言うつもりはないが、うっかり野球に人生をかけてしまった人間として、野球の良さを子供たちに伝えて行く努力はしていきたいと思っています。

さて、プロ野球ですが、残りゲームがどのチームも25を切ってきました。
セリーグは、3位争いと、ジャイアンツのCSの先発ローテメンバーが気になります。
レギュラーシーズンでがんばっても、CSや日本シリーズで投げられなかったら喜びは半減です。
一見、平穏そうなチームにも、見えない争いが繰り広げられているもんなんです。
パリーグの優勝争いはイーグルスが一歩抜けた感じだが、2、3位争いは、最後の最後までもつれそうです。
ゲームをしっかり見ているファンのみなさんは気づいていると思うが、選手の調子に波があるように、チームの調子にも波があるんです。
その波をしっかり見極め、うまく利用できたチームが勝ち残るのでしょう。

今週末の3連休、福岡へ、ホークス対ファイターズの3連戦、見に行ってきます。
3試合ともFOXで解説するので、是非、見てください。

大リーグでは、9月になるとセプテンバーコールアップというルールがあり、1軍登録枠が25人(日本は、28人)から40人に広がります。(マイナーリーグのシーズンが8月いっぱいで終わるため)
どのチームも若手有望選手のテストや戦力補強のために、だいたい10人ぐらい選手を上げてきます。
これは、若手育成と言う意味ではもちろん、シーズン終盤で疲労がたまってきた選手を守ることもできるので、いいシステムだと思います。
日本もこのシステム、取り入れてみたらいいと思うのですが。

ほな、また。