読書が苦手な私ではありますが、


藤先生の御著書を拝読する時にいつも気をつけていることがあります。


それは、”今の自分に足りないのは何か”を問いかけながら読むこと。



今現在の、音楽講師としての自分に満足していないわけでは


ないですが、やはり講師たるもの常に新しい風を取り入れていく


姿勢を忘れてはならないと感じるからです。



「先生」と呼ばれる立場の者として、知らず知らずのうちに


慢心したり、勘違いしたりしていないだろうか?


自分を高めるための更なる学びを求め、


生徒さんにそれを還元できるよう、


藤先生の、貴重なご経験から学ばせていただくのです。


やすこ先生の日記帳



藤先生は、この御著書で7つの章に分けてわかりやすくまとめて


くださっています。ご自身の経験からのご意見に加え、


全国の先生方(ピアノ講師ラボ)からの、実例を交えてのお話し。


目からウロコの情報が満載であるのと同時に、


私自身を肯定できる内容に、自信が持てました。



読んでいて、


(ああ、私も同じ考え…!)


と、ほとんどの項目で共感できることばかり。ありがたいことです。


(全く同じではないけれど、似た方法で生徒さんにアプローチできている)



(…おお!これは、新しい発見。試してみたい。)


など、新しい発見も次々とあります。



私なりに大きく頷いた箇所を、少しご紹介させていただきますと、


星自己投資のマインドがあると自身の成長が望める


    (第一章 教室が変わるヒント より)


 教える者として必要なのは、いつもインプットし続けること。

 パソコンをバージョンアップさせるように、

 自分を常に最新のものに変えていこうとするマインドです。

 そのため、学び続けることが必須になります。

 そこには当然お金がかかりますが、

 自分への投資は絶対無駄にはなりません。



…まさに、自分を変えたいと思っている私には


すごく心に響いた文章です。


私は、今の私の状況に合った方法でしか学ぶことができませんが、


それでも、少しずつ成長したいと思っています。


ですから、知らないことわからないことも多いけれど、


なるべく貴重な情報を得るために外に出たいと考えています。


本当に、できる範囲でしか・・・ですが、ね。



また、第4章より、


星生徒の「自己肯定感」を高める


 自己肯定感とは、

 「自分は生きている価値がある」、

 「自分は誰かに必要とされている」

 と感じる気持ちのこと。

 誰でも、人から認められたときに自己肯定感が高まります。


 

その生徒さんに対する気持ち、言葉かけ一つとっても、


やはりそこには思いやる気持ちがなければ、


その子が自己肯定感を感じる部分に繋がらないのですよね。



また、第6章の終わりには


星ぶれない軸を自分の中に作り出した自信が、

  指導者としての自分を変えていくのです。



その「ぶれない軸」を作っていくために、指導者は確固たる


信念に基づいて行動し、学び、自分を変えて行くことが大事。


講師が変われば、生徒さんも変わる。


まるで子育てのようです。


親が変わると、子供が変わる…。


相手を変えようと、そればかりに専心し心を砕いても、


そうそう相手は変わるものじゃあありませんね。


やはり、相手を変えようと思ったらまずは自分が変わらなければ。


…そう強く思います。



「ピアノ教室が変わる」


…それは、講師自身が変わっていかなければ


ピアノ教室は良い方向に変わっていかないということ。



先生のこの本の隅から隅まで、こちらに書ききれない学びが満載です。


藤 拓弘先生、今回もすばらしい本を出版してくださいまして、


誠にありがとうございます。







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