今シーズンも、残りわずかになりました。
セリーグはジャイアンツが優勝、パリーグもイーグルス優勝の可能性がかなり高くなってきました。
2、3位争は、まだ激しい戦いが続いています。(セリーグは、ほぼ決まったかな)

水曜と木曜、ファイターズ対イーグルス戦、見てきました。
どちらのゲームも、たくさんのファンが球場に来てくれていました。(ありがたいことです)
そんな中、いいゲームを期待していたのですが、ファイターズ側から言うと、残念なゲーム内容と結果になってしまいました。
はっきりした目標があるチームと、そうでないチームの勢いの差がでてしまいました。
特に印象に残ったのは、ジョーンズ選手のハッスルプレーです。
打撃、守備、走塁、どれも全力プレーでした。
それと、プロ初先発の宮川投手に、イニングの頭、プレーボールがかかる前、必ず声をかけていました。
この日は、内野の主力がお休みだったので、ファーストを守っていたジョーンズ選手が若手を引っぱっていました。
ブレーブスでプレーしていたころは、もっとやんちゃ坊主のイメージだったが、今では若手の見本になっています。
一方、ファイターズの選手も、満員のファンの声援に応えようとがんばっていたが、イーグルスの勢いには勝てませんでした。
しかし、多田野投手の好リリーフや大谷選手の好返球など、いいプレーもありました。
多田野の超スローボール、久しぶりに見たけど、楽しかったですね。
大谷のレフトからの返球も、すばらしかったです。
ただ、一塁へのヘッドスライディングは、危なかったです。
この日、一番球場が盛り上がったのは、あの走塁だったが、怪我のリスクが高すぎるので、なるべくやらないほうがいいと思います。
でも、気持ちは、わかります。
ああいう間一髪のプレーの時は、無意識のうちに飛んでしまうんです。
実は、わしも何回もヘッドスライディングやダイビングキャッチをやりました。
その結果、肋骨を骨折したり、あごをすりむいたり、膝を強打したり、プレーに支障のでる怪我をしたこともあります。(スライディングがへたという意見もあるが)
もちろん、全力のハッスルプレーを見せるのがプロだが、毎回、元気な姿でグランドに出てくるのもプロ。
故障や怪我で、プレーできないのは、ファンにとっても選手にとっても損なことです。
怪我のリスクが少ない、全力プレーをおねがいします。

斎藤佑樹投手のピッチング、テレビで見ました。
この日は、結果が出なかったが、元気にはりきって投げている姿を見て、安心しました。
故障再発防止や基本的な投球のレベルアップという意味で、去年より少し体が大きくなったのもいい事だと思います。
今回のゲームでは、強い球を投げようとしすぎて、逆にうまくいかなかったように見えました。(ケッペルにも感じた)
焦る気持ちはわかるが、もっとリラックスして投げた方がいいと思います。(がんばれ!ゆーちゃん)

次のHBCラジオの解説は、10月4日、5日です。
お楽しみにね。

ほな、また。