3月1日に開催される「全青司おきなわ全国大会(テーマは基地問題)」に参加することになりました。 | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

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LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

この週末は、私が最初に講師を務めたLECの水道橋校で担当したゼミの新年会がありました。
つまり、25年以上も前のクラスの方々が中心となった新年会です。
LEC福岡校での講師時代は、そのメンバーのうち何人かが福岡に遊びに来てくれましたが、伊藤塾(東京)での講師生活に戻った12年前からこの新年会はずっと続いていて、毎年の恒例となっています。


なかには、愛知県の岡崎から泊まりがけで駆けつけてくれるメンバーや、昨年私の事務所開設前には研修を快く引き受けてくれたメンバーもいましたし、今でも実務上分からないことがあると教えてもらっています
そのコアのメンバーは、全員が司法書士というわけではないのですが、最低でも1年に1度近況を報告し合う機会になっていて、年数が経過することの早さにも驚いています。


さらには大手商社の法務部で活躍するメンバーもいて、「日本組織内司法書士」 として企業内での司法書士のあり方を懸命に追求しています。
ですが、そういった司法書士業界の話よりも、年齢のためか、最近ではすっかり品位保持が危ぶまれるような夫婦生活の話題が多くなりました。






さて、今回は沖縄の基地問題についてです。
来月、3月1日に開催される「全青司おきなわ全国大会(テーマは基地問題)」 に参加することになりました。
全国青年司法書士協議会の副会長(私のクラスの方)から電話があり、私が沖縄の基地問題に関心があることを覚えていて青司協に加入していない私を誘ってくれたのですが、今回は正式に自費で司法書士として参加することに。



私が復興支援のお手伝いで東日本大震災の被災地(仙台荒浜)に足を運ぶきっかけになったのが、実は沖縄の抱える問題を知ったからです。
現場に足を運ぶ大切さを戦争被災地「沖縄」で知ったことで、自然と東日本大震災の被災地へも毎月のように足を運ぶようになりました。
しかも、それは今も続けられています。



沖縄といえば、観光、リゾート地のイメージしかなかった私が、初めて地上戦の悲惨さを知り、基地問題の深刻さを学ぶきっかけになったのは、私が12年前から講師を務めた伊藤塾での「沖縄スタディツアー」。
毎年のようにそのツアーで現地に足を運ぶうちに、違う発見と違う受け止め方ができるようになりました。
そして、その沖縄にもクラス出身の司法書士を送り出すこともできました。



米兵3人が小6の少女を暴行した事件を端に沖縄県民が抗議したことで、アメリカは住宅密集地にある世界一危険な基地「普天間基地」の返還に応じることに。
しかし、ジュゴンが生息する「辺野古」への基地を日本の税金で賄って建設することを条件にそれを了承した日本政府。


「最低でも県外」という公約で政権を奪取した民主党も、沖縄の人たちの思いを裏切ったのは記憶に新しいところです。
最近では辺野古の埋め立てを承認した沖縄県知事も、沖縄県民の心を踏みにじったと批判の的になっています。


滋賀県にある琵琶湖とほぼ同じ面積を占めるのが、沖縄本土にある米軍基地。
今では、基地に依存しなくても問題がないほど沖縄経済は発展し、基地返還に伴う跡地で経済や文化を活性化させることにも成功している。
そういった沖縄の抱える基地問題を、あらためて沖縄で司法書士として活躍する人たちの目線で学ぶ機会が3/1に開催される「全青司おきなわ全国大会(テーマは基地問題)」

私も今後、一人の司法書士として何ができるのかを探ってきたいと思います。
さらには、沖縄で司法書士として一人でも多くの方と語り合いたいと願い、お会いできるのを楽しみにしています。