田村淳さんが結婚を決意したのは、お相手のカナさんの「包容力」なのだと言う。
本人によれば彼女は「何でも許してくれる」のだそうだ。たとえば以下のようなことだ。
http://ameblo.jp/ageishi/entry-11616934993.html#main
2013-09-19 09:34:51
田村淳さんの奥様、香那（29）さんの包容力語録、その1
出川 ちょっと話聞いたけど怒ったことないんでしょう？
カナ えー、なんか、怒ることがないんです。
出川 すごいね。
淳 飲みに行って連絡とらなくても、次の日、怒られたこと1回もない。
出川 （何でも許してくれるから、このままだと包み込まれてダメになってしまう、という淳の別れの理由に）納得できなかっでしょう？
カナ 納得できました。
出川 納得できたの。カナちゃんの中でも、ずっと淳のことがあったんでしょう？
カナ そうですね。
出川 変なの出したら何か言いそうじゃない。
淳 今日は味が薄いとかは言います。
出川 そういうの言われてカチンとこないの？
カナ あっ、全然こないです。
肉じゃがが出てきて。
淳 インゲン、これ生煮えだね。
カナ あっ、ごめんなさい。
出川 えっ、待って、ほんとに。今の日常？
カナ はい。
出川 止めて。しかも何、ごめんなさい、って。
カナ いつも、結構、グヂュグヂュにしちゃうんですけど、ちょっとシャキシャキ残そうと思って失敗しちゃった。
カナさんの淳に対する不満。
カナ 全くないんです。
出川 マジ？
カナ 全くないです。
出川 ゼロ？
カナ はい。
出川 100点満点ってことじゃない。ちょっとはあるでしょう？
カナ えっ？ ないです。
http://ameblo.jp/ageishi/entry-11617600455.html
2013-09-20 09:01:50
田村淳さんの奥様、香那（29）さんの包容力語録、その2
藤本 もし浮気したら、カナさんどうしますか？ もしですよ。
カナ 一緒に反省します。
会場、一斉に「えー」。
藤本 カナさんは、なぜ、どういうこと？ なんでカナさんが反省するんですか？
カナ いや、なんか、あのー、まあ、どちらか片方だけが悪い、っていうことはあまりないのかな、って思って。
「何でも許してくれる」が真実なのは、相手に対して怒ったことがない、当人も「怒られたことがない」と言っているところだ。「声を荒げたこともない」と言っていたが、大きな声を出すこともないのだろうか？
究極には、自分勝手な男の別れの理由をも納得してしまうところだ。
いくら仕事で重要な時期とは言え、「何でも許してくれるから、このままだと包み込まれてダメになってしまう」という別れの理由は、あまりにも利己的で理不尽だ。しかし、これこそ「何でも許してくれる」究極と言えるエピソードだ。
日常では夫のクレームに口答えはない。
「男は料理に口を挟まないものだ」は昔のことであっても、現代でもおかずに文句言うのは作った妻としては面白くない。つい「食べないでいい」と食卓が凍り付く。
淳 インゲン、これ生煮えだね。
カナ ああ、そう。
ではないのだ。
カナ あっ、ごめんなさい。
なのだ。そういう性格のように感じる。
そして、夫の不満が「全くない」。
一般的に女性は男性を見定めるとき消去法だろう。
「あそこがダメ」、「ここがダメ」、「あれもダメ」でダメが増えてしまう。
加算法だと「ここがいい」、「ここもいい」で、ダメがない。
恋愛と新婚生活では、あばたもえくぼ、なのかもしれないが……。
そして、最後は夫が浮気したら、自分も「一緒に反省します」だ。芸能人の入籍報告では絶対に聞けない、最初で最後の言葉だ。これを見た人なら多くが「おおーっ」と言ったはずだ。
それだけではない。
夫が何の連絡も取らずに夜遊びしても、平気で何時でも、朝の5時でも7時でも起きて待っているのだ。女性がいるキャバクラに行っても「私がいないところでも楽しんでほしいんですよ」と言う。
これらはすべて相手の事を考えて思ってのことだ。つまり、利他、である。
利他とは「他人の幸福を願うこと」である。反語は利己（自分一人だけの利益を計ること）である。
大きな声を出すのは相手との距離があるからで、生活の中ではいつも側にいる、普通のボリュームの声でいることが親密さを保つことでもある。
わがままな男が「何でも許してくれる」女性と恋愛し結婚に至った。結婚を決意した理由が「何でも許してくれる」包容力だ。
しかし、長い結婚生活で女性は「何でも許してくれる」を続ける、続けられるのであろうか？
ここから分かることは将来にとっての危機、離婚理由は必ず、許してくれない時だ。
また、彼女にとって絶対的に許せないことが起こった時なのだ。
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