続 報道の暴力
テーマ:メディア関連
- ニックネーム:三橋貴明 様の記事 を転載
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チャンネル桜の報道ワイドウィークエンドに出演しました(キャスターのお仕事です)。
【報道の暴力】公共事業費削減を既成事実化する読売、麻生発言をねじ曲げた共同通信[桜H25/8/2]
http://youtu.be/M4tJBIgvt5g
【対メディア戦】増税判断は「秋」まで待て、地震対策は今日から始めよう[桜H25/8/2]
http://youtu.be/DBC4HXzuzL4
【明るい経済教室】マジかよアメリカ、レントシーキングでカイジ的世界が![桜H25/8/2]
http://youtu.be/LZLFix8wxqQ
さて、昨日に引き続き、「報道の暴力」。
『麻生氏の発言要旨
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013080100788
憲法改正も、護憲と叫んでいれば平和が来るなんて思ったら大間違いだし、改憲できたからといって世の中が全てうまくいく、(と考えるのは)全然違う。改憲は単なる手段で、目的は国家の安寧とわれわれの生命財産の保全だ。この手段をどうやって現実的にするかというとき、狂騒の中で決めてほしくない。よく落ち着いた世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない。
ドイツのヒトラーは民主主義によって議会で多数を握って出てきた。ワイマール憲法という当時欧州で最も進んだ憲法下でヒトラーは出てきた。憲法がよくてもそういうことがあり得ることは頭に入れておかないといけない。憲法改正を静かに、きちんと考えてほしい。
靖国神社も静かに参拝すべきだ。国民のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わないほうがおかしい。いつから騒ぎになったのか。マスコミ(のせい)だ。騒がれたら中国も騒がざるを得ない。韓国も騒ぐ。だから静かにやろう。
憲法もある日気が付いたら、ワイマール憲法もいつの間にナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かないで変わった。あの手口、学んだらどうかね。「いい憲法」「これは」とみんな納得してあの憲法は変わっているから。僕は民主主義を否定するつもりも全くないが、重ねて言うが、喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい。』
民主主義は、万能ではありません。民主主義が神のごとく正しいのであれば、09年に極東の島国で「民主党政権」を誕生させたりはしないでしょう。
民主主義も間違えます。民主主義が正しいときもあります。
何をもって「間違っている」「正しい」の判断をするのかと言えば、もちろん政府の目的である「経世済民」の達成です。麻生財相の発言にもある、
「国家の安寧とわれわれの生命財産の保全」
でも構いません。ぶっちゃけ、国家の安寧と国民の生命財産の保全という経世済民が達成できるのであれば、政治システムなど何でもいいのです。
いわゆる官僚主導も、何も悪いことばかりではありません。民主主義が明らかに間違えているときは、官僚主導で動きを妨害することも必要です。
無論、民主主義を無視して官僚が「経世済民に逆行する」政策を推進していくのは、これまた問題です。あるいは、官僚主導でデフレを深刻化させる施策が推進されるのも問題です。理由は、別に官僚主導だからというわけではなく、経世済民の精神に反しているためです。デフレ深刻化で国民を貧しくする政策を実施しても、経世済民は実現できません。
要するに、民主主義やら官僚主導やらがぶつかり合い、グダグダグダグダと話を進めなければならないのが「政治」という話です。たとえ民主主義に基づいていても、
「民意が憲法改正を望んでいる。はい、改正!」
などと、やっていいんですか?
民主主義が常に正しいのですか? ワイマール憲法下のドイツで、ヒットラー政権を生み出したのは何ですか? ドイツの民主主義じゃなかったのですか?
というわけで、憲法議論は落ち着いてやろうよ。
と、麻生財相は言っているわけです。
『麻生副総理「ナチス憲法発言」撤回に寄せたコメント全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130801/stt13080114060009-n1.htm
麻生太郎副総理兼財務相が発表したナチス発言撤回に関するコメントの全文は次の通り。
7月29日の国家基本問題研究所月例研究会における私のナチス政権に関する発言が、私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾である。
私は、憲法改正については、落ち着いて議論することが極めて重要であると考えている。この点を強調する趣旨で、同研究会においては、喧騒にまぎれて十分な国民的理解及び議論のないまま進んでしまった悪しき例として、ナチス政権下のワイマール憲法に係る経緯をあげたところである。私がナチス及びワイマール憲法に係る経緯について、極めて否定的にとらえていることは、私の発言全体から明らかである。ただし、この例示が、誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示としてあげたことは撤回したい。』
何と言うか、この手の発言の一部を切り貼りし、
「ある日気づいたら、ワイマール憲法がナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」(朝日新聞)
と、いかにも麻生財相が「ナチスに学んで、国民が気がつかないうちに憲法を変えようよ」と言ったような印象操作を図る。極めて悪質な「報道の暴力」です。
そもそも、麻生財相は、
「たとえ民主主義に則っていたとしても、拙速に憲法を変えるのはやめようよ」
と言っているわけで、護憲派にとっては「ありがとうございます!」とお礼を言うべき存在だと思うわけですが。。。
桜の番組の中でも語りましたが、メディアが「反権力」「反自民党」「反麻生」の姿勢を貫くのは、別に構いません。それも、メディアに与えられた役割の一つかも知れません。
とはいえ、現在のメディアにはもう一つ、「反日本」という姿勢があるように思えてならないわけです。要人の発言を切り貼りし、あたかも「失言」であるかの如く世界に発信し、日本を貶め、外国メディアの反応を待ち、さらに日本を叩く。
報道の暴力が、エスカレートしてきました。07年の安倍政権、09年の麻生政権の二の舞になることは、絶対に回避しなければなりません。
以上転載
朝日新聞に今やってもらいたい事は、慰安婦問題に関して、国会の証人喚問に応じることです
麻生たたきではありません
8月4日(日) 午前10時 産経応援 スタジオ日本日曜討論に出演
【「韓国は叩け、さもなくばつけあがる」】
あなたは 中華人民共和国 大韓民国 に関して 今 どのように お考えですか
どうか この記事のコメント欄に 忌憚のないご意見をお寄せください
番組内で ぜひ ご紹介 させてください
放送中も TW等でご意見を募集、ご紹介させていただきます
参加者募集中 TVをみながらで結構ですから 10時になりましたら下記をクリックしてください
スタジオ日本 日曜討論 on USTREAM: . Political News
スタジオ日本 日曜討論
《テーマ》 日本再発見
《シリーズ》「韓国は叩け、さもなくばつけあがる」
《タイトル》第5回「韓国は被害者か。教育・ハングル編」
《日 時》平成25年8月4日(日) 10時から12時30分
《場 所》 スタジオ日本
〒814-0001 福岡市中央区渡辺通5-23-2 東急ドエル・アルス天神202号
TEL 092-406-8577 FAX092-406-8577
《出演者》
○香月 洋一(かつき よういち)医療法人 香月内科医院 理事長 (産経応援顧問)
○川口 武壽(かわぐち たけかず) 産経新聞を応援する会会長
○三瀬 博巳 (みつせ ひろみ) 自営業
司会:中 実柚菜(なかみ ゆな) スタジオ日本パーソナリティ
《番組の趣旨》
昨年から韓国大統領や高官が日本に関して行った幾つかの発言は、韓国は一線を越えたと判断する事が必要となるものでした。昨年8月14日にイミョンバク大統領が演説で語った天皇土下座謝罪要求、今年3月1日記念におけるパククネ大統領演説の加害者被害者千年不変論、又4月23日には外交部報道官の歴史認識は正しいか間違いのどちらかしかないとの公式表明です。これらは実に驚くべき発言です。
天皇土下座謝罪要求は、ドイツブラント首相がユダヤ人ホロコーストに対してひざまづいて謝罪したのと同じようにしろというものです。一国の大統領が隣国の元首に向かって要求したものとしては前代未聞です。公然と他国の元首にこれ以上はない屈辱を要求したのです。しかもそれも勝手な思い込み、捏造された事実にもとづいているのですから唖然とするしかありません。
加害者と被害者の関係は千年たっても変わらないというのは日韓歴史和解は不可能と宣言したのも同じです。これを韓国新大統領が就任早々宣言したのです。日本が加害者、韓国が被害者を当然の前提としていますが
果たしてそれが真実なのでしょうか。これまた驚愕するしかありません。
歴史認識は正しいか間違いかのどちらかというのは日本を韓国の歴史認識に従わせるとの宣言と同じです。
歴史認識は御互いに尊重するしかないというのが国際常識です。これを真っ向から国家として否定したのです。
戦後日韓関係は日本の譲歩につぐ譲歩でした。日韓交流はここ数年で一段と盛んになりました。そうであるのにこの状態です。これは日本のこれまでの融和的態度、外交が間違っていたことを示しています。次の世代に今の歪んだ日韓関係を正常な関係に戻して引き渡すのが我々の責務です。
今回のシリーズでは「韓国は叩け、さもなくばつけあがる」をお送りしたいと思います。
8月4日(日)はその第5回として「韓国は被害者か。教育・ハングル編」を放送いたします。
参考放送
7/7 第1回「韓国の妄想--日本をナチスドイツと同列に置く」
7/14 第2回「韓国は本当に被害者なのか」--昭和20年巨額の資産を残して撤退、昭和40年巨額の経済援助
7/21 第3回「韓国は被害者か。土地調査事業篇」
7/28 第4回 「韓国は被害者か。電力・道路・鉄道・農業編」
【場 所】福岡国際ホール
福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館16F
【講 師】江﨑 道朗 氏(評論家)
演題「ヴェノナ文書が暴いたルーズヴェルトの戦争責任」
【参加費】1,000円(大学生以下無料)
【主 催】日本会議福岡