会派視察2日目「武雄市図書館」 | 内山真吾のブログ

会派視察2日目「武雄市図書館」

昨日から九州方面へ会派視察に来ています。

本来であれば昨日が慌ただしい視察行程の予定でしたが、台風の影響で午前の便が欠航になり、結果的に移動日となってしまいました。

ですので、本日は二日目ですが、視察としては一発目になります。

さて、本日午前中に視察をさせて頂いたのは、今全国的に注目を集めている「武雄市図書館」です。

事業主体は武雄市ですが、「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブを指定管理者にしており、民間の書店である代官山蔦屋書店を手本にしていることが特徴で、蔵書数20万冊、年中無休とし、開館時間を9時から21時に拡大して開館しています。

素晴らしい内装と雰囲気、そして本の陳列で、思わず手に取ってしまいます。

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貸し出しだけでなく、販売の本も扱っており、特に雑誌は600タイトルと豊富な品揃えです。
販売されている雑誌や書籍も、全て館内で自由に閲覧し、楽しむ事が出来ます。

館内に併設されているスタバのコーヒーを飲みながら、販売用の新書を読むという事も可能というのには少し驚きました。

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そして、開架が10万冊から20万冊に増えた事によって、本が探しにくくならない様に、分類法も公立図書館では一般的な10分類法から22分類法に変え、さらに30台のiPadを検索用に固定と貸し出しで常設をして対策をしてあります。

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新しくリニューアルオープンをしてから6ヶ月。

来館者は3.5倍、図書貸し出し数は1.8倍になった反面、指定管理でコストは0.9倍に抑えられているとのことでした。

来館者が想定以上に増えてしまい、土日は駐車場(100台)が足りなくなってしまうといった悩みもあるようですが、それも言ってしまえば図書館が素晴らしい事の裏返しではないでしょうか。

議員になって以来、幾つかの素晴らしい図書館を視察させて頂きましてが、昭島に出来る新しい図書館もぜひこういった独創的で素晴らしいものにしていきたいですね。

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