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産経新聞から
何時の間にか、マスコミや警察の連中の中では、PC遠隔操作事件が終わっていた事になっていました。2014年1月15日に産経が報道した記事には、「退任する西村総監は沖縄県警本部長、警察庁警備局長などを経て平成25年1月から警視総監。パソコン遠隔操作事件を解決に導いた」と書いてあります。今も片山祐輔被告を巡って裁判が行われているのに、「パソコン遠隔操作事件を解決に導いた」って、あまりにも変です。

しかも、この警視総監が今は内閣危機管理監になっていることが判明しました。報道記事によると、「政府は28日の閣議で、米村敏朗内閣危機管理監が退任し、後任に西村泰彦前警視総監を充てる人事を決めた」とのことで、先月末にPC遠隔操作事件を担当した西村氏が内閣に入ったようです。

3月4日に1000万円ものお金を払って、保釈が一度は決定した片山氏ですが、その後に検察が特別抗告をしたことで、保釈が急遽中止になりました。特別抗告は今まで行われた事例が殆ど無く、ライブドア事件の時も特別抗告はされていません。それなのに、確定的な証拠も無い状態で特別抗告がされたということは、物凄い大きな圧力が政府の上層部から加えられたということを意味しています。

つまり、内閣に入っている西村氏らが、片山氏を何が何でも犯人にする方向で動いている可能性があるということです。現にPC遠隔操作事件は「解決した」とされているわけで、全ての辻褄が合います。「警察は出世のために誰かを捕まえる」というような噂がありますが、やっぱり、それが真実なのかもしれませんね。政府はいい加減に、警察組織を本気で見直すべきです。


☆警視総監に高綱氏
URL http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140115/plc14011508180006-n1.htm

引用: 
2014.1.15 08:17
 国家公安委員会は14日、警視庁の西村泰彦警視総監(58)が退任し、後任の第91代警視総監に警察庁の高綱直良刑事局長(55)を起用する人事を決めた。発令は22日付。14日の閣議で了承された。

 退任する西村総監は沖縄県警本部長、警察庁警備局長などを経て平成25年1月から警視総監。パソコン遠隔操作事件を解決に導いたほか、ストーカーやドメスティックバイオレンス(DV)に専門的に対処するストーカー・DV総合対策本部を発足させ体制整備に尽力した。

 新任の高綱氏は、増加に歯止めがかからない振り込め詐欺などの特殊詐欺やストーカー対策などのほか、28年に国内で予定されているサミットや32年の東京五輪の警備に向けた準備が課題となる。
:引用終了

☆内閣危機管理監に西村氏 前警視総監
URL http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS28010_Y4A220C1EB1000/

引用:
政府は28日の閣議で、米村敏朗内閣危機管理監が退任し、後任に西村泰彦前警視総監を充てる人事を決めた。同日付で発令した。米村氏は内閣官房参与に就任した。

 西村 泰彦氏(にしむら・やすひこ)79年(昭54年)東大法卒、警察庁へ。警察庁警備局長、13年1月警視総監。三重県出身、58歳。
:引用終了

☆片山被告に保釈許可=検察抗告で執行停止-PC遠隔操作
URL http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014030400680

引用:
 パソコン(PC)の遠隔操作ウイルス事件で、ウイルスを他人のPCに感染させ殺人などの犯行予告をしたとして、威力業務妨害などの罪に問われた元IT関連会社社員片山祐輔被告(31)=公判中=について、東京高裁(三好幹夫裁判長)は4日、保釈を許可する決定をした。保釈保証金は1000万円で、即日納付された。
 その後、検察側の特別抗告を受け、高裁は保釈の執行を停止。今後、最高裁が保釈すべきか判断する。東京地裁が2月に保釈を却下し、弁護人が抗告していた。
 決定で三好裁判長は「本事案は専門的知識を必要とする。被告を釈放し、弁護人との間に十分な意思疎通の機会を確保させる必要性が高い」と判断した。
 片山被告は2月12日の初公判で、「徹頭徹尾、事実無根です」と述べ、無罪を主張した。弁護側は全ての検察側請求証拠に同意している。(2014/03/04-19:56)
:引用終了

関連過去記事

☆【警察】PC遠隔操作事件で公判中の片山祐輔被告が保釈!無罪を主張するも1年以上勾留される!警察は確定的な証拠を掴めず!
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1944.html