サウンドビジネス | RED SPIDER Official blog Powered by Ameba

サウンドビジネス


今日は時差ボケの為早起きしたので
長めの文イッてみます。

みんながよく言うサウンドやセレクターについて書いてみます。

まず俺らがよく言うセレクターとは
他のジャンルで言うDJみたいな物です。

レゲエではDJの事をセレクターって呼びますが最近でDJナニナニみたいな人も増えてきました。

俺らがよく言うDeejayは歌う人の事を指
しますがここら辺もややこしいんですが、
ベレスハモンドはシンガーでボウンティキラーはDeejayでミンミはシンガーでケンティーはDeejayでレゲエ聴きだした人からしたら???
なると思うのでまたこの話は時間がある時にでもします。

話は戻りますがセレクターと言うても他のジャンルの人達みたいにレゲエの現場では難しい事はそんなしません。

けどそこで重要なのがMCです。
マイクを使ってワーワー言う人です。

大体はこのセレクターとMCでプレーします。

二人でやる場合もあれば俺みたいに一人でやる場合もあります。

そしてそのクルーみたいなのに名前を付けます。
ナニナニクルーとかナニナニサウンドみたいな。

最近でこそサウンドシステムも持って無くてもナニナニサウンドみたいに名前を付ける流れがありますがサウンドシステムを所有してやっとナニナニサウンドになるのが正解だと思います。

そしてそういうのを引っくるめてサウンドと呼んだりします。

ややこしいかったらゴメンナサイ⊂((・x・))⊃

とりあえずそんな感じです。

そしてサウンドとしてセレクターとして飯を食べて行きたいって人もいっぱい居てると思いますが、よくTwitterなどでもどうしたらセレクターとして、サウンドとしてやっていけますか?って質問がよくあります。

サウンド、セレクターだけで食べてる人は日本にはほぼ居てません。
世界でもそれだけで仕事として成り立ってるサウンド、セレクターは余り居てないと思います。

正直サウンドやセレクターはめちゃくちゃ金かかります。

サウンドシステムを作るにも何百万はかかりますしメンテナンス代や場所代や運ぶ時のトラック代など色々経費がかかります。

その時点で趣味の延長で考えてる人は中々大変だと思います。

もちろん趣味としてやる分は何の問題も無いと思います。

そして今でこそレコードを買わないセレクターがほとんどと思いますが、ひと昔前はレコードが無いとプレーができない時代だったのでパソコンでプレーするのが増えてセレクターはいろんな意味で楽できるようになったと思います。

全く音源を買わない、音楽にお金を使わずにギャラだけ貰うセレクターも中には居てますが…

そしてセレクター、サウンドとして活動する際にやはりダブは録りたくなる物です。

ここで言うダブは自分達のサウンドの名前をアーティストに呼んで貰って録り直したり新たに新曲として録ったりします。
この作業でそのサウンドの色が出てきます。
歌詞を変えたりリリースされてるオリジナルのリズム以外で録ったりもします。

正にスペシャルです。

自分達しかプレーできない物を作ると言う作業です。


決してダブもタダではありません。

もちろん中の良いアーティストはお金はいらないと言ってくれたりプロモーションの為に録ってくれるアーティストも居てます。

値段の高いアーティストなら一曲20万円ぐらいしたりもします。

やはり他のサウンドと違いを出すのにダブを録って他のサウンドと違う色を出したいのは何処のサウンド、セレクターもそうだと思います。

ここまででも出費が多いから中々仕事としてやって行くのは大変?と思ってる?

一回の営業で貰える額もピンキリですが月に何回かプレーしてもサウンド、音源、ダブにお金を使うのでほぼ自転車操業です。

最近ではサウンドをしてレーベルを立ち上げたり、イベントを主催したり、ミックスCDを制作したり、音源制作、スタジオ運営など色々プレー以外でも力を入れてるサウンド、セレクター達も居てますが本当に仕事として成り立ってるのは本の一部だと思います。

そしてサウンド、セレクターのタイプも色々あります。

まずはジャマイカのストーンラブみたいなサウンドをソウルセットと昔は呼んでいました。ジャロとかはラバダブセット。

どう違うかは簡単に言うとDeejayが所属してるかしてないか。
ラバダブセットはもちろんDeejayが所属してるサウンドシステムの事。

今はこんな言い方あまりしないけど…

因みにレッドスパイダーはラバダブセットです。⊂((・x・))⊃

そしてクラッシュ中心とした活動をするサウンドや、パーティーメインで活動するサウンド、リミックス中心としたプレーをするサウンド、サウンドによっても色々あります。


これからサウンド、セレクターとして頑張りたいと思ってるみんなはそんな簡単じゃ無いって事だけ頭に入れて頑張って下さい。

もちろん趣味でセレクターやサウンドをやる人達も沢山居てます。

ただセレクター、サウンドを仕事にしたいと考えてるならみんなを楽しませてガッツリ稼いで下さい。

そしてもう一つ仕事として成り立たたすのに重要なのがセンスです。

センスがあるからと行って仕事として成り立た無い場合もありますが…

とにかく現場でカッコ良いプレーをしてお金を払ってくれてるお客さんを楽します事ができない人はセレクター、サウンドを仕事としては向いてないと思います。

セレクターするならやはり昔の名曲以外の曲も知ってなければいけないし、
現場でのお客さんが何を求めてるから分からないといけないし、
もちろん色々なタイプのお客さんが居てるから、どういったお客さんに向けて、どんなスタイルで、どんな曲で、どんな現場でも盛り上げないといけないので中々難しいと思いますがお互い頑張りましょう。

また時間ある時にでも続き書きます。
⊂((・x・))⊃
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