PWG Is Your Body Ready?


140字プロレスのブログ ~机上のLovs&Peaceより300発の核ミサイル~













http://www.youtube.com/watch?v=YxWrjFM5Phc


マイケル・エルガン&ブライアン・ケイジ×ジョニー・グッドタイム&ジョニー・ユマ。デカいタッグと小さいタッグのドタバタ劇。逆に荒っぽく進めることによって予想外の切り返しや技の掛け合いが見もので。ロックネスはとても体格的にかないませんが小回りで見せ、UF’Mは怒涛の幕引き。OPらしい良い試合。☆3.25


カイル・オライリー×デイビー・リチャーズ。評判が悪い試合とのことですが、攻防も盛り上がりも及第点には乗ってます。途中、脚をどっちが先に放すかでジャンケンしだしたあたりは不安がよぎりましたが、終盤のラッシュからオライリーが腕ひしぎで抜け出した感じ。良試合。☆3.5


ロデリック・ストロング&Eエドワーズ×ジョニー・ガルガーノ&チャック・テイラー。序盤は普通かなと思いきや中盤以降はかなり濃いです。テイラーがチョップ防ぎにパーカーを着るも股間攻撃に悶絶というシーンからダイヴに切り返しに合体技にと素晴らしいテンポ。互いの魅力が詰まった好試合。☆3.75

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 エディ・エドワーズはPWGだと観客も良く見えてますしイジリも含め生き生きしています。


ドレイク・ヤンガー×ケビン・スティーン。スティーンがドレイクを徹底して痛めつける。ドレイクのアンダードッグ感が際立ちます。それでもステージにエプロンに2発とやりすぎ感。それでも期待通りのドレイクの反撃っぷり。コールの妨害~ドレイク排撃と今後が気になる試合。☆3.25


ヤングバックス×ARフォックス&サムライ・デル・ソル。素晴らしいスポットの数々。終盤は数えきれないくらい詰め込んできました。ただ仕掛けるポイントがうまくいっていない部分も散見されますし、着地点が不明瞭とも見えてしまうので難しいところ。爆発的ラッシュは見事。好試合。☆3.75

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 互いに魅力を詰め込んできた試合です。ムーヴ過多になると感覚が麻痺しかねないですがYBが背中を引っ掻くというムーヴにおいて側転~場外リングアウト~引っ掻き・・・と「おっ!」と思わせる発想力に脱帽です。最後はいつ終わるのかわからないほど激しいスポットの連続。終盤がトッピング全部乗せという流れが着地点不明瞭という表裏一体のリスクもありましたが必見の内容です。☆3.75


アダム・コール×サミ・キャリハン;PWG王座戦60分アイアンマン戦。正直言うと60分マッチである理由はないです。逆に時間が彼らの独創性を制約してしまった印象。序盤コールが、中盤サミが連続フォールとナンセンスな部分も。ネタも中々ですが60分という時間に飲まれましたね。☆3.5

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 序盤からハードヒットに向かい合いサミのトペと60分戦とは思えぬラッシュスタート。コールは持ち前のいやらしさからローブローを含め一気にフォール3連発という大仰に。斬新な手ですし残り時間から考えると30は悪くない手です。しかし中盤、サミが丸め込み絡みでサミが3連発フォール。簡単にフォールが奪われるため重みが薄れていきこの時点で手詰まり感が。コールは追いつかれながらもロックのピープルズエルボーのパロディをしようとするなど緊張感が感じられない。この後、サミがスタナーで返り討ちという素晴らしいスポットを作ってくれたので良し?でしょうか。(全体的にパロネタが散見してました)

 残り30分程はネタ切れな印象。コールもカナディアンデストロイヤーを使いすぎです。観客の気持ちを冷やしてしまった感じもするので最終的には60分という時間が彼らの独創性を阻害していまっていました。コールが最後残り時間をサミから闘わずして逃げようとする戦略は良かったです。良試合止まり。☆3.5



総評。相変わらずのクオリティを誇った大会でありますが、逆に高い水準に期待値をおかねばならないと思わせる魅力性があるため今大会はやや微妙な大会に。ミッドカードやセミの充実、メインのネタ作りも見事ですが今一歩届かない興行。良興行止まりという評価でしょうか。☆3.5



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