先生のこだわり

テーマ:

毎年、発表会の最初と最後にみんなで歌を歌います。


オープニング・ソングとエンディング・ソングと銘打って。


私の教室の生徒さんと、歌おう会のメンバー全員が


ステージに上がります。


小さなお子さんから人生の大先輩までと年齢の幅が広く、


講師はいつも選曲に悩みます。


悩むのも楽しみの一つであり。


ただ、ここ数年迷っていたのは2曲歌うことに対する、


出演者たちへの負担の大きさ。


小さい子にもご年配の方にも歌いやすく、覚えやすいものを


選んでいるつもりですが、やはりそれぞれのソロ曲の練習に


加えての歌2曲は・・・結構キツいのではと感じていたからです。


でも、みんなで歌うと一体感が得られますし、


”これからやるゾ!”とか”みんなでやりきったよ!”と


いう気持ちが伝わるかなと思うので、


私のこだわりとして続けて参りました。


曲を決め、私の伴奏と歌を録音したCDを全員にお配りします。


レッスン内ではそれぞれのソロ曲しかできませんので、


歌は各自おうちで練習してもらっています。


今年はCDではなく、YouTubeに限定公開でアップして


みようかなと考えています。


(ああ、アップ宣言してしまいました~。)



レッスンでの模範演奏や合奏の家庭での練習に


活用されていらっしゃる先生も多いと聞きました。



今年は曲数は1曲、エンディングだけにしようかなと


思っていたら、生徒さんたちから


「えっ、先生。始めの歌は~?」


という声が結構挙がるではありませんか。


驚いたのは講師の方でした。


「2曲歌うの大変じゃない?覚えるのとか、さ。」


「だって、いつもはじめと終わりと両方歌うじゃないですか~。」


・・・おお、いつの間にかみんなの中には定着していたのだね。


センセのこだわりも、続けてみるもんだ。



その言葉に調子に乗った先生は、


お正月休みのあいだに2曲アレンジして楽譜にしました。


録音(ビデオで録画)は、みんなの反応を見てからします。


ここ数日、レッスンに来た子たちにちょっと歌って聴かせてみて、


「どう?」


とご意見を伺うと面白いお言葉がいろいろと出ました。


中学生は”センセ、みんなでハモりたい”と。


小さな子は”せんせい、手話でやりたい”とか。


私の心配をよそに、毎年出演している子達は盛り上がって


くれています。とても嬉しいことです。


長さもネックで、2曲とも歌詞を生かしつつ少し短めに。


あとは音域かな。


一緒に歌ってもらってちょうどよいキーを探ります。


こういう時、PC入力の楽譜は助かります。


ポチ!一つで簡単に移調できますから、ね。



(ΦωΦ)フフフ…。


先生のこだわりが一方通行にならないように、


早め早めの対応で発表会の準備を進めて行きます。


決められることはどんどん先に♪


私は私にできることを。


ただ、私はどうも頑張りすぎてしまうところもあるので、


そこを心配してくださる方の御言葉にも、


今年はしっかり耳を傾けたいと思います。








音譜こがらし こがらし さむいみち


  たきびだ たきびだ おちばたき


  「あたろうか」 「あたろうよ」


  そうだんしながら あるいてく音譜



        (「たきび・3番」 昭和16年・12月『NHKテキスト』)







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