嫌われ恐怖症はどのように辛いのか? | 嫌いな人にすら嫌われるのが怖くて顔色ばかり伺っては気疲れしてた『嫌われ恐怖症』の僕が、自分をさらけ出し最高の人間関係を築けた方法
んにちは、三本菅善法です。


本日は

なぜ嫌われるかもしれないと恐怖を感じ
そこから抜け出すことができないのか。


その最大の原因をお伝えしていきます。


よーく考えてみてください。

不思議だと思いませんか?


誰しも人から嫌われたくないと思っています。


ではなぜ

人に嫌われたくないと考えても
「気にしない人」と「気にしすぎて悩む人」
がいるのでしょうか。


それは

ある分かれ道の選び方が違うから

なんです。


人間関係において僕たちは
友人、恋人、配偶者、家族、親戚などの様々な人たちから

・認められたい
・愛されたい
・距離を縮めたい(仲良くなりたい)

という欲求があります。

この欲求は遺伝子レベルのものなので
誰にでも多かれ少なかれあります。


そしてその欲求を満たすために
僕たちは常に生きています。


でも一つ問題があります。

それがヤマアラシのジレンマです。


ヤマアラシのジレンマとは
こんな感じのものです。




もっと近づきたい!
でもヤマアラシは近づきすぎると
針がブスッと刺さって痛いんです。

だからなかなか近づけません。


でも嫌われ恐怖症で悩まない人は
その距離の取り方が絶妙なんです。


・まあ針があるから刺さるのはしょうがないと思う人
・刺さったら後ろに下がって調整すればいいと思う人
・刺さるのは怖いけど、刺さらない程度に近づければ満足という人

こんな人です。


ここが嫌われ恐怖症になってしまう人と
ならない人の分かれ目なんです。


嫌われ恐怖症になってしまう人は
ここである想いに足を引っ張られてしまうのです。


それが

・自分はダメなんだという劣等感
(刺さらない距離感を取るのが自分は下手だという思い込み)

・過去に見捨てられた、否定されたトラウマや恐怖
(過去に近づきすぎて、針で大怪我した経験)

これらが足枷となってなかなか近づけません。


そしてそんな風に
「近づきたい、でも痛いのは嫌だ」
ということばかり考えていると

頭の中が恐怖で支配され始めます。

「もう嫌だ。でも近づくのは怖い。」

このように嫌われている場面を
頭の中で何度も何度も再生すると
だんだんと絶望にも似た恐怖に変わっていきます。

そして絶望にも似た恐怖に支配されてしまったら
その恐怖から回避するためにひたすら
嫌われないように行動してしまうのです。

ヤマアラシで言えば近づかないって方法ですね。

でもどんなに嫌われないように
顔色を伺って良い人を演じても
結局相手との距離は変わりません。

だからいくら頑張っても
欲求を満たすことができず
フラストレーションが溜まる一方なんです。


まるで
ハムスターの回し車です。



頑張っても頑張っても
一歩も前に進みません。

努力しても欲求を満たせないイラ立ちに
余計にフラストレーションが溜まっていきます。

ここから悪循環の始まりです。


なぜできないんだと自分に問いかけ

「努力が足りないからだ」

「勇気がないからだ」

「才能がないからだ」


そんな風に何もできない自分に自信を失います。


自分を責めて耐えられなくなると今度は

「親のせいだ」

「学校のせいだ」

「兄弟のせいだ」

「あの人のせいだ」


と人のせいにもします。

と様々な理由が思い浮かびます。


人のせいにばっかりしている自分に罪悪感を感じ、
情けない自分にイラ立ち、どんどんと自分を
嫌いになっていきます。


そうなると余計ダメと思い込んでいる自分は
もっと相手に近づいたら迷惑や嫌われると焦り、
ますます嫌われないように努力します。

そうやってブクブクと嫌われる恐怖を
雪だるま式に成長させていくのです。


最初はただの針が当たってグサッと痛いと思っていたものが
次第にその針が核兵器並みの恐ろしさに見えて、
そんなのに当たったら死んでしまうと思い込んでしまいます。


もうここまで行くと緊張状態が続きます。

生きるか死ぬかです。


良い人を演じ続けなければ
死んでしまうかと思うほどです。

またはこの人に嫌われたら
自分の人生は終わりと思い込んでしまいます。


本当に苦しいです。

でもこの恐怖は他の人には分かりません。


なぜなら

普通の人には、ヤマアラシの針にしか見えないからです。

また実際にはヤマアラシの針です。


でも、嫌われ恐怖症は恐怖をブクブクと太らせた結果
その針が核兵器並みの恐ろしさで見えるんです。



でもそんな時こそ誰かに相談すればいいのではと
普通の人は思ってしまいます。

ですが

自分の弱みを見せて近づこうものなら
その核兵器並みの威力の針が爆発し
自分は殺されるんじゃないかと思い込んでいます。

そんな状況では
「あなたのことが好き」と言われても罠と思ったり
何かのお世辞でしょと疑ってしまうのです。

だから今まで以上に距離を取るし
近づくのに警戒心が高まります。

悪循環の連続です。

こんなことばかりしていたら
フラストレーションが溜まる一方です。

そのフラストレーションは、
もはや虚無感という名の鋭利な刃物です。

なので人によっては、自分を責めて
最悪の自体になってしまいます。

また他人へ矛先を向ける人もいます。

いずれにしても
良いことなんて1つもないです。


では一体どうすればいいんでしょうか?

ポイントは、分かれ道です。

上述の通り、

・認められたい
・愛されたい
・距離を縮めたい(仲良くなりたい)

と思った時に、2つの分かれ道があります。



立て札を見ると

片方には
「自分を認めている人専用」

もう片方には
「自分をダメと思っている人専用」
「過去の痛い経験が気になる人専用」

と書いてありました。


つまり

あなたがもし嫌われ恐怖症を治したいなら
「自分を認めている人専用」に進めばいいのです。


その選択だけであなたの人生は大きく変わります。


でも自分を認めることなんて自分にはできないよ。

もしかしたらあなたはそう思うかもしれません。


でも安心してください。


今あなたは鏡で自分を見ているとします。

あなたは今、「自分はダメ」という色眼鏡をかけて
鏡で自分のことを見ています。

だから、自分はダメと思い込んでいたんです。

でも

「自分を認める」という色眼鏡で鏡の自分を見ると
とても輝いて自分を認めている姿が見えるのです。


つまり

色眼鏡をかけかえてあげれば
それだけであなたは自分のことを認められ
バラ色の未来が待っているんです。



どうですか?

自分にもできそうな気がしてきましたか?


ではどのように色眼鏡をかけかえるのか?

次回はその具体的な方法をお伝えしていきます。


ぜひまた楽しみにしていてください。





もし何か質問や
こんな悩みを持っている
ということがあれば

コメントやメッセージを
お待ちしております。

「今回の記事良かったです。」
という一言だけでも
結構喜びます。

ではぜひお待ちしております。


→嫌われるのがたまらなく怖くて恐怖に怯え
 相手の顔色を伺っては気が滅入っていた僕が
 嫌われ恐怖症を克服できた秘密を全て知る




人気ブログランキングへ