脳機能にはオカズが先でパンとご飯は後にせよ!【受験勉強の医学講座!】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

脳機能にはオカズが先でパンとご飯は後にせよ!【受験勉強の医学講座!】

脳機能にはオカズが先でパンとご飯は後にせよ!【受験勉強の医学講座!】


毎日、配信中の「受験の医学ひと口メモ」から、今日は、こちらをプラスアルファ解説!


【受験に勝つ医学186】
オカズを先に食べ、ご飯やパンは後から食べたほうが、脳機能には望ましい。
血糖値の乱高下を防止するので、脳の神経細胞を守る!



【解説

脳の神経細胞は、緊急事態を除き、基本的にはグルコース(ブドウ糖)だけで作動してます。

だから、低血糖は禁物。

極端な低血糖だと、神経細胞が、バタバタ死んでいきます。


一方、高血糖だと、神経細胞のタンパク質にグルコースがくっついて劣化しちゃいます。

糖尿病によって神経障害を起こすのは、このため。


ですから、受験生は低血糖にも高血糖にもならないのがいいんです。

つまり、血糖値は安定化するほどいいということ。


そのためには、炭水化物が中心のパンやご飯は、先に食べてはダメ。

タンパク質や脂肪が多いオカズを先に食べ、その後で炭水化物を取ったほうが、消化吸収に時間がかかり、血糖値が安定化します。


ご飯だけを先に食べる人は少ないけど、パンはオカズの先に食べる場合が多いようです。

この習慣は、脳機能にとってはいただけない。

受験生は、真っ先に切り替えましょう!!