数カ月前からピアノを習いに来てくれている、年中さんのHちゃん。
同じ幼稚園のお友達、Kちゃんのお母様が、
私の教室をご紹介くださいまして、Hちゃんも数カ月違いで
ご入会されました。
Hちゃんのお母様は、なんと私の娘が昔足しげく通っていた
耳鼻科でアシスタントをされていた方でした。
感動の再会♪
3人のお子様のお母様となられていらして、びっくり!
Hちゃんは、3人きょうだいの2番目のお子様。
お母様曰く、
「もう、ほんっとうにマイペースなんです~。」
と。
「いえいえ、マイペースなところは、
音楽をするのにお得だと思いますよ~。」
と申し上げると、
「先生、そうですか~本当でしょうか
」
といぶかしげに。
「こうと決めたら一直線、じゃないですか。」
「そうですけど、でも周りがみんな振り回されるんです~。」
(そう言えば…私もそうだ…。)
性格ってみんなそれぞれで、どの性格だからピアノに向いている
向いていない、とは簡単には言えないのですが。。
得意なところは伸ばし、
苦手なところはそれを克服する手立てを考え、
そのお子様に合う方法で手助けをする。
それが、私たち街の音楽教室の
講師の役割であり、使命だと思います。
ちょっと、アツく語ってしまいましたが…。
そのHちゃんのレッスン、本日も楽しくさせていただきました。
Hちゃんに用いている教本は、数冊ありますが、
その中の一冊に『ミッフィーのぴあの絵本②』があります。
この絵本の中に、「つなひき」という数曲があるのですが、
本日のレッスン中、最高の名言をいただきましたので
こちらにてご報告申し上げます。
もうですね、お子様の大ヒット名言集は、あらき音楽教室では
日々飛び交っていまして、枚挙にいとまがないのです~。
Hちゃんは、近頃右手だけではなく左手でもピアノが
弾けるようになって、とっても嬉しそう。
お母様のご協力とご理解をいただき、
弾く楽しさがわかってきたところです。
大きなおめめで、楽譜を見て鍵盤を見て。
五線に音符も上手に書いて。
ママに褒められ、私からも花マルをいっぱいもらって。
嬉しい!楽しい!がいきいきとした表情にあふれています。
私も、その満面の笑顔から元気をもらっています。
そのHちゃんと、「つなひき」を一緒に練習しました。
「ど~し~ら~」 (←ヘ音記号、左手でつなひき)
「ど~れ~み~」 (←ト音記号、右手でつなひき)
「Hちゃん、ひだりてさんでドを弾いたら、
階段を下りるみたいに音も下がっていくんだよ~」
「 (お目目パチクリ) 」
「そうか~下がるっていうのはね。
…そうだ、先生階段の絵を描くよ~。」
「えっ せんせい、かけるの」 (←マジ顔)
(お母様、大爆笑)
…なんとHちゃんは、私が本当に階段の絵を描けるのか
本気の本気で心配してくれたのでした。
お母様は、先生すみませんと涙目でおっしゃりながら
「ウチでは、こんな風に言ったことがナイです~~」
と笑いを必死にこらえていました。
私も笑いながら、ど~し~ら~の下降する音型に沿うように
降りる階段を描きました。
Hちゃん、少しわかったかな?
ピアノで”下がる”っていう意味。うふふ。
「そうか~。先生さ、絵がヘタだから、
今度Hちゃん、先生より上手に描いてくれる」
「(やっぱり真剣に) はい」
…いや、本当にね。
5歳の本気度も、ハンパないです。
センセは、今日もまた幸せを一ついただきました。
手をたたきましょう
たんたんたん たんたんたん
足踏みしましょう
たんたんたんたん たんたんたん
笑いましょう あっはっは
笑いましょう あっはっは
あっはっは あっはっは ああ おもしろい
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