春らしい陽気になってきました。
気持ちもほっとしますね。
昨日は楽しみにしていた小倉貴久子さんのレクチャーコンサートに
行けなくて残念でした。
いえ、レッスンがあったから～ではなく、レッスン時間の前に行ける
ように綿密に予定を組んでいたのですが・・。
日々いろんなことが起こります。
自分のことだったり、娘のことだったり。
予定外のことが起こると、お楽しみもキャンセルせざるを得ないことも
あります。
子育ては難しいですね。
子供というものは、自分の分身のようで実は一つの独立した存在で。
でも、親の私とはどこか繋がっているのを感じます。
一心同体。
その昔、私の身体の一部だったものがもう一つのいのちとして
育ち大きくなってお腹から出て来ました。
私と繋がって一つだったものが、意志を持ち動き出す。
その子は自閉症という重い荷物を背負っていました。
その個性と向き合うことは・・・自分で言うのもなんですが、
容易ではありません。
子育ては一つとして同じものはなく、それぞれみな苦労がありますね。
だから比べるものでものでもないのですが。
でも、この子を育てるマニュアルがあれば～！とどんなにか
願ったかしれないほど、わからないことだらけ＆問題＆騒動だらけで。
親は・・・眠れない日も多く、悩みは重く、途方にくれることもしばしば。
たとえ一緒にいる時間が昔より少なくても、離れていても、
親は常に子供の将来のため、心配をしています。
だから・・身体を壊すことも多々あります。
精神的にも体力的にも負担がかかりすぎてしまうために、
障碍を持った子の親は体調を崩すことが珍しくありません。
だからと言って、言い訳は通用しない世の中。
厳しいことは重々理解しています。
子供のせいで、と捉えることはしたくありません。
なぜかというと、娘がいたから私も親としてまた人間として
成長できた部分が大きいのだから。
それはレッスンにも同じことが言えます。
生徒さんに先生は育ててもらっているのです。
だから、私の周りのすべての方々にいつも感謝を忘れては
ならないと思っています。
できればいつまででも元気で過ごせるように。
それは娘のために、生徒さんのために、そして自分のために。
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