書籍執筆裏話① いきなり締め切り前倒し!? しかも、4ヶ月も!?
それはもう、プロジェクト開始からドタバタでした(笑)
今回の執筆が決定したのが、昨年の10月。
すぐに書き始めたいところだったのですが、
あいにく翌11月から大きな出演が続いていたので、
「12月から書き始めましょう」 という事になりました。
締め切りについては、前著の執筆期間が約4ヶ月程度だったので、
2014年の4月頃の校了を目標とすることに。
ところが、このスケジュールはあっさり崩壊することになります。
理由は、あるTV番組への出演が決定したためです。
ついに! NHK『スーパープレゼンテーション』出演決定!
NHK Eテレで、『スーパープレゼンテーション』という番組が放送されています。
過去のTED Talksを、 MITメディアラボ所長のJoiさんの解説と共に楽しめる番組です。
>> スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンライン
TEDファンの方やプレゼンに興味のある方に人気のこちらの番組ですが、
好評につき、2014年の3月には1時間の特番を組むそうです。
そしてなんと、その回にて私の特集を組んでくださるという事に!
やったー!
(放送日は、3月15日(土)の予定です)
ありがたい! ・・・けど、ちょっとピンチ!
番組でご紹介いただけるのは大変嬉しいことなのですが、
実はちょっと困った問題も起きてしまいました。
当初、著書の方は4月に校了、5月に発刊を予定していたのですが、
多くの方に手に取っていただけるタイミングを考えると、
「やはり3月のTV出演に間に合うよう発刊したいですね」
という話に。
しかし、放送時点で本を手に取れる状態にするには、
遅くとも2月末までには発刊している必要がありました。
出版社の方いわく、2月末発刊に間に合わせるには、
原則として12月末には原稿を完成させる必要があるとのこと。
・・・ってことは?
・執筆開始予定: 2013年12月
・執筆完了予定: 2013年12月
いや、さすがに厳しいと言わざるをえませんw
これは困ったな、と思ったのですが、ここで出版社の方から裏技の提案が!
・・・イける、これならイけるぞ!
まぁ、裏技と言うほどの事でもないんですけどねw
簡単に言ってしまうと、ライターさんにご助力いただく形にしませんか、という提案でした。
もちろん、今話題になっているような、ゴーストライターとしてお手伝いいただく形ではありません(笑)
きちんと巻末に、「この方にお手伝いいただきましたよ」とクレジットさせていただく形です。
出版社の方からご提案いただいたスケジュールは、こんな感じでした。
10月下旬: 出版決定
10月下旬~11月中旬: ライターさんからのインタビュー
11月中旬~12月中旬: ライターさんによる執筆
12月中旬~下旬: BLACK本人による確認、修正
あれ。おかしいな。
これでも十分怒濤のスケジュールな気がしますw
しかし、これならばTV放映に合わせた発刊も可能は可能です。
どの段階においても遅延の許されない厳しいスケジュールではありましたが、
一致団結して進める事を互いに誓いました。
かくして、怒濤のインタビューが始まった
ライターさんに代筆いただくにも、まずはその素材が必要です。
今回は、ライターさんから私にインタビューしていただき、
それを素材として原稿に書き起こしていただく、という形を取りました。
実際の素材量としては、約3時間のインタビューを4回行うことに。
11月中旬までにインタビューを全て終える必要があったわけですが、
同時期には大きな出演が重なっていて、
・国内最大級のパフォーミングアートフェスティバル(4日間でショー14回)
・メキシコでのカンファレンス出演
・ワシントンでのカンファレンス出演
これらの合間を縫ってのインタビューとなりました。
今思い返すと、なんで無事乗り切れたのかちょっと謎です。
人間、意外と気合いでなんとかなるものですね。
どうにか一段落! ・・・と思った自分が甘かった
当初の予定では、インタビューを終えたら自分の出番は一段落、
あとは1ヶ月後に上がってくる原稿をチェックするだけ!
そう思っていました。
・・・が、そう甘くは行かないのが世の常のようです。
一段落どころか、
インタビュー期間以上に厳しいスケジュールが待ち構えていました。
と、ちょっと長くなってしまったので、この続きはまた次回、という事で。
誕生日・クリスマス・年末年始を全て返上することにつながる、
とんでもないどんでん返しが待っていました(笑)