運命の日 | みかりんのささやき ~子宮頸がんワクチン被害のブログ~

みかりんのささやき ~子宮頸がんワクチン被害のブログ~

私の娘が子宮頸癌予防ワクチン「サーバリックス」接種直後から熱や吐き気、痛み痺れが現れ、片手、両足が疼痛に。そのままCRPSに移行しました。
CRPSは治ったものの、今は副作用などと戦いながら少しずつ治癒に向かって邁進する日々です。

娘の状況がとても悪い。
固まって動かなくなる。突然。目を見開いたまま。
立っているとそのまま倒れる。
座っていても右に左に、後ろにと倒れる。
全く躊躇がないので、とても怖い。

明日は厚労省の検討部会。
私の母に娘と息子を見てもらって私は出かけるけれど、本当は行きたくないんだ。
娘の調子がとてもとても悪くなっていて、トイレにもついていかないと、トイレでも倒れる。
張り付いて、少しでもケアしていたい。

私がどんな思いで厚労省に向かうと思う?
娘の体を元に戻して欲しいから。
娘の悔しさを伝えたいから。
娘をひとりの人間として扱って欲しいから。数字の上の数ではない、生きている生身の人間で、その命を途切れないように支えたいという気持ちから。
多くの同じ想いの親御さんと力を合わせて、血の通う人としての委員の顔を目に焼き付けたいから。

こんな状況なのに、高校に行きたいからと、テキストを片手にして、そのまま倒れる娘の希望を叶えたいから。

たくさん理由はあるよ。
私は厚労省などに足を運ぶことなんて無縁だと思っていた。
私が足を運ぶ場所だとは思っていなかった。
議員会館にしても、政治家の議員の方たちにしろ。
娘が被害に遭うまでは、身近な存在ではなかったよ。

でも、そこに挑んで切り込んでいくというのは、母だからできることで、子供を救いたいからできることで、命を弄んでもらいたくないからこそ、やらなくてはならないこと。
できることはなんでもするよ。
娘の命がかかっているから。
娘の将来がかかっているから。
動かないで後悔はしたくない。

だから、だから、私は行く。
明日が私と娘の、新たな運命の日。