ある種の「専門家」に対する不信 | あ~どうしたものか

あ~どうしたものか

社会問題=PTSD現象。

“郷土なくして人生なし”
ということで[複合汚染]時代をサバイバル、平穏死を子々孫々繋いで生きましょう。

 

 

 

 

http://kids.gakken.co.jp/campus/jiritu/medical/backnumber/02_10/top.html
あ~この人か~。ここに書いてあることだけ文字どおりに取れば、そう問題があるとは思われないけど。

註:学研は気づいたのか、この先生のページは既に削除されています。

同じ「専門家」の手による懇話会があったようです。
http://www.achmc.pref.aichi.jp/S001/S001C12/konwakai20050911/sugiyama.pdf

 

2017年9月16日追記:

上述のPDFファイルは、いつの間にか削除され、

http://www.achmc.pref.aichi.jp/authorized/meeting/holding/konwakai15.html

からダウンロードする形式になっています。


まずは分類があるのですが——これは、変な分類だなぁ……
MR(精神遅滞 Mental Retardation)、ここに入れるべきなの?

10ページ目:「知能における人種間格差」
知能検査結果に文化依存性があることを示唆しているだけなのではないかと私ならば考えますが、こういうものを好んで提示する「専門家」を私は胡散臭いと思いますね~。同様に白人だけで調べれば「知能における社会階級格差」も出ることでしょう。ばかばかしい。それに「人種間格差」なんて題を付けるならば、白、黒だけでなくて、「黄色」とか「その他の有色人種」だとか「日系」とかでも差が出るか見ればいいのに(笑)。

註:参考になる他所さまのブログ記事(2013年12月13日追記)
『ノルウェーのレーベンスボルン計画、

「知的障害」と診断されたナチ軍人との混血児たち』
テーマ:認知症・発達傷害
http://ameblo.jp/phantom-nightmare/entry-11726865273.html
> ヒトラーはノルウェー人を「純粋なア
> ーリア人」と定義し、ドイツ民族のア
> ーリア人化(遺伝的向上)を図るため
> に、ドイツ軍人とノルウェー人女性の
> 性行為を奨励し、敗戦時に12000人の
> 混血児がいた。
>
> 敗戦後にこの子どもたちはノルウェー
> の「精神科医」により「知的障害」と
> 「診断」され、障害者施設や精神科病
> 院で隔離養育されたため、深刻な「発
> 達障害」を生じた。ノルウェー政府は
> 21世紀に「謝罪と賠償」を行っている。

13ページ目
「成人高機能者の自伝が出揃い、体験世界が明らかになった」とあり、爆笑!しました。「普通の人」が読んで奇天烈で面白いと思うようなものだけが商業的に選択されて出版されただけではなかろうか?と何故に少しは疑ってみないのでしょうか。そもそも精神科医の聞き取り調査の集大成ではなく、サンプリングにも疑問が残る個々人について少数のケース・スタディで済ませようというところが笑えます。こういうものさえ「研究」と呼んでいいのか?(笑)

18ページ目
「高機能広汎性発達障害を巡る問題」に
「診断学体系の見直しがどうやら必要らしい」とあります。
そりゃそうでしょうねぇ。

註:このPDFは以下のウェブページに移動したようです。但し、上掲のPDFと同一かは確認する術がありません。
http://www.achmc.pref.aichi.jp/Aichi_konwakai/konwakai20050911/sugiyama.pdf


2014年4月3日追記:
http://www.achmc.pref.aichi.jp/authorized/file/konwakai15/konwakai15_01.pdf
に移動したようです。但し、上掲のPDFと同一かは確認する術がありません。

MRさんと連携する養育者によってADHD治療薬を服用させられるお子さまたち…ということで、
MR= medical representative (医薬情報担当者)が出てくるのかも知れません。


こういう状況で、どの程度、彼ら「専門家」の診断に意味があるのでしょうか?

ちなみに、この懇話会があったのは2005年なので3年ほど経っていますが、診断学体系は大改訂されたのでしょうか。

 

2017年9月16日追記2:

懇話会から12年が過ぎた今、

http://bit.ly/tokubetsu4en

こうしたアプローチは、人権蹂躙でしかないことが明らかになりました。知能測定係から出てきた臨床心理士は、バカの代名詞ということですね。他者の知能が測定できているなどと(根拠が薄弱という意味で)変な自信を持つのは人間として問題がありますよ?

 

 

皆さまも、お大事に。