2015年8月27日:パート2

 ニューヨークタイムスをまとめて読んでいたら、ある記事(8月16日付け)が目にとまった。 米国内には、汚職の罪等で手配された中国の海外逃亡者等がいる。 このひとたち(特に大物)を捕らえて本国に送還したり、不正な利益を回収するため、中国当局のエージェントが米国内で秘密裏に活動しているとのこと。 米国政府は中国人諜報員の脅迫的手段に怒りを覚えており、中国側にこうしたスパイ活動の中止を求めているらしい。

 記事では、米政府職員による情報流出事件を含む様々な問題で日中間の緊張が高まっており、スパイ活動をめぐる今回の衝突が、来月に予定されている習近平国家主席の訪米(米国公式訪問)に影響を与える可能性を指摘している。

 なるほど、中国公安当局が公表したデータによると、2014年以降、930人を超える容疑者が海外から本国に返されているのか。 記事は、「中国メディアも、彼らの政府がターゲットとする人たちを(本国に帰るよう)説得するため、多くの治安スタッフを海外に派遣している」と報じている。

 けっして他人事ではない。 スパイ天国(?)とも揶揄される日本国内では、どのくらいの数の各国エージェントが活動しているのだろうか?!

 あ、そろそろ夜の会合に向かう。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」