「人口動態からこれからの日本社会を見通す」(7/17、三浦展氏)

ＳＪＣ2014年7月例会
「人口動態からこれからの日本社会を見通す」
----劇的に変わる年代別人口構成と未来型のビジネス

高齢化社会にいよいよ突入していく日本。いま、人口比率が一番多いのは、65歳前後の団塊の世代でおよそ1,000万人。総人口の8％強を成す。次に、40歳前後の団塊ジュニアが多く、そこから下の世代は漸近線を描きながら減っていく。
2012年を起点とした25年後、団塊ジュニアが現在の団塊の世代と同じく最も多い層となる。そこから若い世代はどんどん減っていく。
団塊世代は兄弟姉妹が多く、長男以外の多くは大都市部に出た。一都三県を中心とした商圏が形成され、そこで生まれた団塊ジュニアも含め、大都市部周辺の巨大商圏が膨らんだ。が、それが変わっていくことは明らかだ。いままでのマーケットが変わり、ビジネスのやり方も変わる。
東京周辺はこれから超高齢化→中高年の一人暮らし増加となる。住宅街も単に住宅の集まりというだけでは不便になる。
今後、東京と、それを囲む三県、さらに全国でどのような人口の移動が起こり、商圏が変わるのか。それに見合ったビジネスの兆しがすでに見えているが、それはどんなものか。
著書『下流社会』で、現在を予測した三浦氏が初登場です。

■講師　三浦　展氏
（社会デザイン研究者、カルチャースタディーズ研究所所長）

1958年、新潟県糸魚川市生まれ。一橋大学社会学部卒業後、（株）パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務後、86年に同誌編集長に。90年、三菱総合研究所入社。99年独立、「カルチャースタディーズ研究所」設立。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。著書に、80万部のベストセラー『下流社会』のほか、『データでわかる2030年の日本』『日本人はこれから何を買うのか？』『東京は郊外から消えていく！』『「家族」と「幸福」の戦後史』『ファスト風土化する日本』『東京高級住宅地探訪』など多数。

■日時　7月17日（木） 17：30～19：00　講演
　　　　　　　（19：00～20：30　懇親会）

■場所　日本外国特派員協会会議室（有楽町電気ビル北館20階）
（ＪＲ「有楽町」駅日比谷方面出口よりより徒歩1分、東京メトロ「日比谷」駅A3出口より直結）

■ビジター参加費　　清話会会員　19,800円　　
　　　　　　　　　　　　　　一般の方　　29,800円　
　　　　　　　　　（ＳＪＣメンバーは無料）
　　　　　　　(税込み、お食事・飲み物代込み)　

■お申し込みは
下記を切り取り、清話会オフィスまでメールinfo@seiwakai.comにてお願いいたします。

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■ 7月17日　ＳＪＣ2014. 7月例会　
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03-6402-3882