コビーズベースボールスクールでは、故障をせずに高いレベルを目指したい選手が集う、本気度の高いベースボールスクールです。
選手自身が自己管理を出来るよう。野球選手のセルフマネジメント能力を教育しています。
トレーニング、セルフケア、メカニック。
インターネットや書籍など沢山の情報が流れる時代になりましたが、現場で活用できるものと、そうでないものがあります。
勉強、だけでなく実践&検証してみてくださいね。
私も日本でプレーしている頃、何度も何度もトライしたけどダメだったことが沢山ありました。しかし、海外に出ると真逆のことを言われアッサリ上手くいったり…。
あの苦労はなんだったんだ…と。笑えてくるほどの思いもしました。
例えば、頭を突っ込んではいけないとか、肘を上げろとか、重心を下げろとか…。
頭の突っ込みもタイミングとコツさえ掴めば力のあるボールを投げるための武器になります。肘だって闇雲に上げれば故障に繋がります。重心は下げるのではなく…。
海外でプレーするようになって、今まで信じてやっていたことが間違いだったと気付かされていきました。何度も何度も、何年もかけてやってきてるのに結果に繋がっていない、、、。しかも、故障をする。だからそれは間違えなのですが固定観念を強く持っていたため私は信じて疑わなかったわけです。
私は千葉ロッテマリーンズでは5年間、ずっと二軍生活でした。しかし、海外に出て「完全実力主義」の外国人選手としてプレーすることの魅力を知り生きてきました。
そんな中、元メジャー選手や日本のトップ選手達とトレーニング談義や野球談義をしていると「日本の野球指導の常識』がかなり特殊だったとわかりました。
「自身がやってみて肩や肘を痛めたりしたこと」があります。
それと同じことを子どもたちに指導するわけにはいきません。むしろリスクを伝えていけるのも我々故障経験者だと思います。
人間には文明があります。進歩です。それは同じ失敗を繰り返さないように改善をされ続けてきた結果です。だから、同じ失敗を後世がしないように経験を伝えて行かなくてはなりません。
新しい科学を受け入れ、そしてまた疑い、挑戦し、検証し、新しい科学を生み出していくことが大切になるわけです。
根拠も大切、理屈も大切なのですが、何より自分で、自分の身体で検証してみることが大切です。最終的に決断するのはプレーヤー自身なのですから。
【プレーヤー】とは。プレーをする人、です。
だから実際にやってみて検証をして判断をしなくてはいけません。観る人でも、評価する人でもなくプレーする人であることを選手は自覚しないとブレてしまいます 。誰かが言ってるから、だけで満足するのは本当のプレーヤーではありません。
評論家の目線、野球ファンの目線、医療関係者目線、トレーナー目線、そしてプレーヤーの目線は違います。
評論家による指導。
野球ファンによる指導。
医療関係者による指導。
トレーナーによる指導。
家族による指導。
そして、コビーズはプレーヤーによるプレーヤーのための指導です。
なので、とてもリアルです。
様々な目線での指導があります。野球人生はそれぞれですから目的も手段も違っていいと思います。選択肢は多いほうがいいです。あれがダメ、これがダメ、では子ども達にとって、プレーヤーにとって面白い世界は作れません。
そのカテゴリを増やしていけると日本の野球指導の概念は大きく変わると信じています。
毎日コツコツ。小さなことでも野球界が良くなると良いなぁと願いながら仕事をしていきたいものですね。
o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」