染まっていればいいってもんじゃないんです！！
こんにちは（＾－＾）
今日は、ヘアカラーについてお話ししようかなと思います。
髪の毛の色を変えたり染めたりする方法として
ブリーチやヘアカラー・ヘアマニキュア・・・と種類があります。
その種類によって髪の毛や頭皮に与えるダメージは違ってきます。
ブリーチ
ブリーチ剤は、髪の色素を分解し、脱色する薬剤です。
ブリーチ剤ではカラー剤のように色素を髪に入れるのではなく、脱色により、黒・茶色・黄色・白という順番で色素が抜けた髪の色になっていきます。色素が完全に抜けた状態が白髪ですが、通常のブリーチ剤ではそこまで色素を落とすことはできません。
明るさは施術時間の長さにより調節することも可能ですが、色味はその人の本来持っている色素の影響を受け、ブリーチ剤だけでは他の色味を加えることはできません。
アルカリ性が高い薬剤のため髪への負担も大きく、かなり明るいトーンへと繰り返し使用すると髪がボロボロになってしまうこともあります。
また、髪の色素を抜くため、ブリーチ剤だけの使用だと色味はあまり抜けずらい様です。明るい色味にするためにブリーチ剤を使用した後にアルカリ性カラー剤などを使用すると、髪のダメージにより色が抜けやすく、色味によっては2週間くらいで抜けてしまうこともあります。
市販品のブリーチ剤は、美容室のものに比べると髪への負担が大きく、もともと扱いが難しい薬剤のため、ブリーチ剤を使用する場合は美容室に相談されることをオススメします。
アルカリ性カラー
一般的なカラーリングで、髪の中のメラニンを分解してそこに色素をのせていく方法です。
明るい色でも綺麗に発色し、色持ちも良いですが、時間がたつと色素が少しずつ抜けてやや明るい色合いになります。
ダメージを受けた髪だと、髪の表面をコーティングするはたらきのあるキューティクルがはがれて、カラーの色素が流出しやすく、早く色が抜けてしまいます。
また、髪はもともと弱酸性なので、反対のph値のアルカリ性カラーはケアをしっかりしてくれるサロンで施術しないと、カラーリングするたびに髪には大きな負担をかけてしまいます。
酸性カラー
髪のキューティクル表面に色素をコーティングするカラーリングです。
色の発色はアルカリ性カラーほど強くないため、黒髪だとあまり色がつかないのが難点です。しかし、ブリーチ剤などで、極端に色味を抜いた髪にのせると、ショッキングピンクやブルー、原色系などアルカリカラーでは出せない色味を表現することができます。
アルカリ性のカラー剤に比べると色落ちしやすいですが、髪表面をコーティングして発色するため、髪を傷めません。
市販品では、髪を脱色する薬剤が混ざったものもあり、そちらを使ってしまうと髪を傷めてしまうため、注意が必要です!!
ＣＴＦカラー®
（ケミカルトラブルフリー）
頭皮や肌が弱い方や、従来のヘアカラーに疑問を持っている方にオススメです。
いつもヘアカラーをしている時、頭皮がしみる、かゆい、荒れてしまう・・・などと何らかのトラブルがある方は、ジアミンと言うカラー剤に含まれる成分に反応している可能性があります。
そのジアミンが入っていないノンジアミンカラーです。
使用する私たちの手荒れなどのアレルギーも考え、
妊娠中・授乳中の方、髪が傷み過ぎて困っている方、傷めず染めたい方、トリートメントカラーをしたい方、などなど、上記のカラー剤とは別物の次世代型ヘアカラーになります。
ＣＴＦカラーを取り扱えるサロンは全国で決まっていて、名古屋市でも数少ない
世界初の特許権を持つヘアカラーです。
美容室で取り扱う薬剤や市販で売ってるカラー剤はメーカーによって、染料や成分が違うので、髪質に合った薬剤選びをしなければいけません。
染まっていればいいわけではないのです！！
CARINA'で取り扱っているアルカリカラー剤は、アルカリ剤40%カットでキューティクルへの負担を少なく、染める時から髪や頭皮をいたわりながら染めていきます。
年齢とともにキューティクルは薄くなります。
加齢により脂質が減少しキューティクルがはがれやすくなり、厚さも薄くなります。
キューティクルが薄くなると、バリア機能が低下し、アルカリや熱・摩擦によるダメージをより受けやすくなるのです。
その加齢キューティクルは頭皮の乾燥が原因と言われます。
洗浄力の強いｼｬﾝﾌﾟｰや洗い過ぎ、摩擦を与えすぎている、紫外線など・・・
色ツヤを長持ちさせ、今あるキューティクルをいたわることが大切なのです。
なるべくセルフカラーは避け美容室で。
美容室でも取り扱っている薬剤が違うという事を知ってもらいたくて、今日も熱弁してしまいました(^o^;)
皆さんの髪が美しく保てるように尽くしていきますね。
坂野