試験場では首元の空いた服が脳を冷やし得点アップ!【受験勉強の医学講座!】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

試験場では首元の空いた服が脳を冷やし得点アップ!【受験勉強の医学講座!】

試験場では首元の空いた服が脳を冷やし得点アップ!【受験勉強の医学講座!】

毎日、配信中の「受験ストレス対策ひと口メモ」から、今日は、こちらをプラスアルファ解説!

【受験ストレス対策123】
試験場会場では、首元が空いた服のほうが試験に有利。
頸動脈を通して脳が冷えるため、脳機能が高まる。
会場への行き帰りはマフラーで首をガード!


【解説】
試験の最中は、脳機能をフル稼働させるので、脳の発熱量がアップします。

平均すると単位重量あたり、脳は人体全体の10倍の発熱をするのです。

パソコンを使うと発熱するのと同じです。


パソコンの場合は、ファンを回して冷却しますが、脳の場合は髄液を循環させて冷やします。

ただし、脳へ送られる頸動脈の血液の温度が高いと、脳は効率よく冷やせません。

そうすると、脳は発熱を抑えるために、わざと脳機能を低下させ、得点力が下がるのです。


更年期障害になると、顔が火照るとともに、イライラして論理的思考力が低下します。

頸動脈を暖めながら脳機能をフル稼働させると、同じような状態になります。

だから、試験中は、適度に首元が冷えたほうがいいわけです。


ただし、風邪をひいてはいけませんので、試験会場への往復、試験の間の休み時間は、マフラーでしっかり首を温めてくださいね!


その他、これまで配信したアドバイスはこちら

 【受験ストレス対策3】
試験の休み時間は、尿意がなくても、毎回、トイレに行こう!
歩くことで脳機能のバランスが整い、得点力がアップする!