最近、色と脳機能との関係を分析した研究が次々と発表されています。
集中力については、寒色系の色を見ている場合に長く持続することが知られています。
この効果は、緑と青の中間の色で最も高まります。
実際、手術室の壁の色をこの色に塗り替えたら、執刀医の集中力が高まり、手術の成功率が上がりました。
医者の間ではよく知られた話です。
世間では黄色が最も集中力が上がると思っている人が多いようですが、これは半分、あたっています。
一瞬だけなら、黄色で注意力が上がります。
だから、危険の表示には、黄色が使われているわけです。
しかし、この効果は一瞬のみで、時間が経つと、逆に集中力は著しく低下します。
だから、長時間にわたって集中しなければならない入試や手術では、向かない色なのです。
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