きょとん | conburi-danのブログ
思わぬとこで、思わぬ人と出会った。
いや、それほど劇的なことでもなかったのだが、
きょとんとなった。

前掲の末井さんのトークショーの後、飲みに行き、
終電に乗るため、地下鉄の駅へ向かっていた。
前方にこれからもう一軒って感じのスーツ姿の集団がゆるゆるっと。
ちょっとすいません、ト、その集団の脇をすり抜けようとすると、
一人が気づいて道をあけてくれた。
どうも、ト、譲られたスペースを行く。
が、集団の前方の人は私には気がついていない。
行く手を阻まれる。
一瞬、集団に取り囲まれた状態になった。
ふと、横を見ると私をジッと見つめる女性が。
あ。
しばらく見つめ合ってしまった。
以前一緒にお為事させてもらったことのあるIさん。
Iさん?ト、声をかけようとするのだが、
そのスーツ姿の集団との整合性がつかめず、
頭の中で、なんで?がぐるぐるして
声が出なかった。
きっとわずかな時間だったのだろうが、
酔いも伴って、とても長く感じた。

『きょとん:[副]びっくりしたり、事情がのみこめなかったりして、
目を見開いてぼんやりしているさま。』

あ、もちろん、きょとん後にIさんとは偶然を驚き合い、
再会を約束して別れ、無事終電を捕まえ、帰路につきました。