自殺 | conburi-danのブログ
末井昭さんの著書である。
色んな人に読んで欲しい一冊でだ。

その末井さん、
「生き心地の良い町」の著者、岡檀さん、
司会が小堀純さんというトークショーを観に行った。
岡さんの「生き心地の良い町」は未読。
事前に読んでおくべきだったと、ちょっと後悔。


末井さんの「自殺」の紹介にはこうある。
『母親のダイナマイト心中から約60年ーー衝撃の半生と自殺者への想い、
「悼む」ということ。伝説の編集者がひょうひょうと丸裸で綴る。
笑って脱力して、きっと死ぬのがバカらしくなります。』
末井さんは語る。
書けないことが書けてくると、気持ちが楽になる、と。
自分の身の回りで起こった様々な出来事を
客観視してフィクション化して、書く。
つまり、物語にする。
末井さんはお母様のことを物語にすることで
棘がとれていったのだと思う。
本を読んだ時も感じたが、改めて
物語の可能性を感じた。