フランスFR3テレビが「フクシマ・地球規模の汚染へ」という興味深い番組を作成してくれたのでご紹介します。この番組は、福島原発事故による放射能汚染の影響や被害をまとめた物です。番組の中盤で高線量地帯の実態を取り上げ、家畜の突然死などが頻発している現実を説明しています。
その中でも特に興味深いのは、DNAの検査結果です。福島で数百頭の牛と一緒に暮らしている吉沢さんがDNA検査を受けてみたところ、彼のDNAが損傷していたことが判明しました。番組ではその診断書も公開しており、そこには検査をした医師が手書きで「やや高めですが心配はありません」と書いた跡が残っています。
番組ではその後に生物学者の河田氏がこの診断書について、「放射能は癌だけではない。心臓やすい臓に蓄積され、様々な病気を誘発する」と指摘。更には放射能被曝の危険性等も説明しました。
他にも水産物の放射能汚染検査や放射能プルームの行方等も番組中で分かり易く取り上げてくれているので、1時間近くと長いですが、時間のある時に是非とも動画を見てみて下さい!日本のマスコミが報道しない福島の現実を知ることが出来ます。
☆フランスFR3テレビ「フクシマ・地球規模の汚染へ」
↓以下、番組のキャプチャー