低い声で音読したほうが勉強の効率が上がる!【受験の脳科学】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

低い声で音読したほうが勉強の効率が上がる!【受験の脳科学】

 

今日、ご来院された受験生さんは、受験うつのために、長文を読むと、まったく頭に入らなくなり、2ヶ月前に治療を開始。

 

磁気刺激治療がすごくよく効いて、成績は一気に元に戻りました。

 
今日、確認の検査をしたのですが、すべてクリアー!
 
なんとか第一志望の大学に合格できそうです。
 
 
治ったことが嬉しくて、朝、起きたら、大きな声で音読し、「治ったから、頭に入ってくるー」という喜びを噛み締めているそうです。
 
彼女と同じように、朝、脳のウォーミングアップのために、音読している受験生は多いと思います。
 
これは、すごく良い習慣なんですが、その効果を倍増する脳科学テクニックをご紹介します!
 
 

 

低い声で音読したほうが勉強の効率が上がる!

「受験を勝ち抜く講演会より」
 

大好評だった講演会、「受験を勝ち抜くストレス・コントロール」でお話した内容から、少しだけご紹介!

 
2021年も、浜学園の主催で、無料講演会を多数、開く予定です。
 
詳しいことが決まったら、こちらのホームページでも、ご紹介します!


 

【受験脳機能セミナー17】
低い声で音読したほうが勉強の効率が上がる!
脳には、低い声で伝える内容が正しい情報だと感じる仕組みがあり、記憶力、理解力がアップする。

 

 

【解説

音読が勉強に役立つというのは、今や常識で、聞き飽きたという人が多いでしょう。

でも、低い声が、より効果を高めるという最新研究の成果を知っている人は少ないようです。


同じ文章を高い声と低い声で読み分けると、低い声のほうが、脳は正しい情報だと認知し、記憶に留めやすいことが、実験で明らかになりました。

人間の声帯には、情報が不確かだと思うと、声が高く上ずる傾向があります。

だから、逆に、低い声で音読すると、確かな情報だと判断できるので記憶に残そうとするのです。


脳科学とメンタル医学を活用すれば、記憶力は短期間に高められます。

 

こちらの診療も、ぜ日、受診してください!