音色と言葉が織り成す、心地よく楽しいひと時を・・・。
HIROSHI PIANO LIVE with 山根基世~音と言の葉~
昨日は、ピアニスターHIROSHIさんの華麗な演奏と
元・NHKアナウンサー山根基世さんの素敵な朗読による、
コンサートを聴きに行ってまいりました。
HIROSHIさんのピアノと、山根さんの朗読。
一体どんな世界なのだろう?とワクワクしながら、電車でGO!
HIROSHIさんの指が鍵盤の上を駆け抜けて、
キラキラと輝く音が広がりました。
楽しみつつも、スゴイと唸りながら演奏を聴いていました。
おなじみのパロデイ曲も楽しく。
でもこの弾き方はほかの人には真似できない~!
右手も左手も、伴奏もメロディも、どっちをどう弾いてもカッコイイ。
パロディだけでなく、オリジナル曲も美しかったです。
今日の「ごめんね・・・」も。
抜粋組曲「ウエストサイドストーリー」も。
お客様からのリクエストによる、10曲即興メドレーも見事!
どうやったら、その場であんなふうに即興でアレンジして
まとめることができるのでしょう。
一緒に行った生徒さんたち(兄妹さん)とお母様が、
目をまんまるくしていました。楽しそう!
もちろん、トークもユニーク♪
大人の心も子供の心も、ガッシリ掴んでいきます。
また、山根さんの朗読「50年目のラブレター」や「あけがたに来る人よ」
に乗せて奏でる、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」「月の光」。
HIROSHIさんの、エンターテイナーな部分も大好きですが、
しっとりと空気に馴染んでいく演奏も、私は好きです。
とっても繊細な音を聴くと、HIROSHIさんの心の優しさや細やかさが
伝わってきます。
語りとの絶妙なバランスで音が重なって、音と言が溶け合っていく。。
なんとも言えない世界でした。
新鮮で、懐かしい。
そんな気持ちになれて、心が温まりました。
私的には、最後に演奏された「美空ひばりの主題による5つの楽章」
が圧巻でした。
山根基世さん。そのお声、確かにずっと聴いて育ちました。
言葉を大切にしながら、ゆっくりと丁寧にお話になる様子を拝見し
この方のアナウンサーとしての生き方に感動しました。
美しい日本語。美しい表現。
言葉の裏に隠された、人間の深い心の奥にあるものを、
引き出したい。本物の声を届けたいと・・・。
本気で”言葉”というものを大事にされてきた方だからこそ、
聴きてに深い感銘を与えることができるのですね。
音を大切にすること。
言葉を大切にすること。
そのどちらも欠けては、音楽の素晴らしさを伝えられないですね。
改めて、私たち講師の立ち位置を確認させていただきました。
さて
最後に、プログラムど真ん中で盛り上がった即興メドレーの
どんな「おしりとり」10曲がお客さんから挙がったかを、
書き出して(´∀`*)ウフフと思い出し笑いをしつつ、眠りたいと思います。
最初は、山根基世さんがNHKにいらしたことから、
「きょうの料理」が一曲目になりました。
そしてHIROSHIさんが会場を回りながら、リクエスト受付。
① きょうの料理(のテーマ)
② りんごの唄
③ タイスの瞑想曲
④ クシコスポスト
⑤ 遠くに行きたい
⑥ イエスタデイ
⑦ いつでも夢を
⑧ お嫁サンバ
⑨ 薔薇が咲いた
⑩ タイム・トゥ・セイ・グッバイ
→で、また最初の「きょうの料理」に戻って堂々のフィナーレ。
HIROSHIさん、山根基世さん、
素晴らしい演奏と語りをありがとうございました。
追伸・・
HIROSHiさん、①の「きょうの料理」を弾くのかなと思ったら、
いきなり「キューピー・3分クッキ○グ」を、
かわゆく軽快にお弾きになりましたね。
・・・もう山根さんはNHKにはいらっしゃらないけど、
そこを敢えて他局のBGMを出した・・・HIROSHIさん。
やっぱり・・・タダ者ではいらっしゃいませんね。
当たり前ですが。
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