【受験ストレス対策119】
寝ている途中で夜中に目が覚めたら、見ていた夢を思い出して、夢の続きを見ようと心がけよう!
これにより、早期に再び眠りにつける!
【解説】
ストーリーがあるような具体的な夢は、レム睡眠のときにみます。
このとき、脳の全体としては、覚醒しているときと同じくらい活発に働いているのですが、脳内の個々の領域でみれば、夢を見ているのと現実では、大きく異なります。
特に前頭前皮質と呼ばれる領域での違いが顕著です。
夜中に目がさめた後、覚醒状態の脳の使い方を活発に行うと、脳幹網様体と呼ばれる部分が刺激を受け、再び寝付くことができなくなります。
だから、目が覚めた後は、できるだけ、脳機能のスイッチを切り替えないほうがよいのです。
これに役立つのが、夢の続きをみようとすること。
これにより、「明日の試験はプレッシャーだ」などといった覚醒状態での思考を妨げることができます。
おかげで、気がついたときには眠っていたということになるのです。
嫌な夢を見ていて、うなされて目が覚めた場合は別ですが、普通の夢を見ていたのでしたら、実践してください。
【受験ストレス対策113】
試験中に心がふさぎこんで頭が回らなくなったら、「受験うつ」かもしれない!
長文の読解力が落ちた場合は、特に注意が必要!
【受験ストレス対策120】
「始めの!」の合図で、いきなり問題を解いてはいけない!
脳のスイッチが入り、緊張が暴走する。
ゆっくり息を吐き、一呼吸おいてから解く!