心にも無いことを叫ぶ人々 | 杉並区議会議員 小林ゆみブログ

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最年少の杉並区議会議員、小林ゆみのブログです。
元信託銀行総合職行員、元予備校講師という経済・教育分野における経験と知識を区政に活かし、杉並区をもっと住みよい街にすべく、日々奮闘中!

ご無沙汰をしております。
小林ゆみです。
やっと体調が良くなってきて、ほっとしております。
これで仕事に打ち込めるぞ!

最近は広報委員会、個人情報保護審議会の議論に参加し、10月に行って参った文教委員会の視察についての報告書を作成したりしておりました。
加えて、明日11/18から始まる第四回定例議会の準備に追われています。

今回は一般質問で、生活保護と予防医療についての質問で登壇する予定です。
今回の質問の内容が、少しでも区政に活かされますと嬉しいです。


さて、ここで少し、ある「陳情」についての所感を述べたいと思います。
議会では、区民の方から議会に届いた陳情についても議論することがあるのですが、最近議会が受け付けた陳情の中に「LGBT(エルジービーティー)の方々の権利の尊重を求める」という内容のものがあるようです。

内容的には、確かに頷けるところもあります。
ただ、こうして大きな議論のタネとすることで、逆にひっそりと暮らしたいLGBTの方々の権利が侵害されないだろうか、と危惧しています。

個人的な話をしますと、私には親友がおりますが、その中にはLGBTに該当する友人も複数おります。
とても情に厚くユニークな友人達で、一生付き合っていきたいと思えるような大切な人達です。

しかし近年、LGBTの権利を守ろう!と声高に叫ばれることが増え、それに賛成する方々も居れば、反対する立場の方々も居ります。

LGBTに対する理解を深めることは大切ですが、このように事を大きくすると却って彼らに対する目が厳しくなるので、私個人の意見としては「そっとしておけばいいのに」と思わざるを得ません。

LGBTの方々への理解を!
と、今まで無かった概念を言語化し、声高に叫べば、今まで気にも留めなかった方からの様々な意見が飛び交うのは必至です。
それを私は、大いに危惧しております。

第一、「LGBTの権利を守れ」と主張している方々には、LGBTの友人が居るのですか?
実際には心の中で「LGBTって何じゃそりゃ」と思っているのに、彼らに好かれたいがために必死になって「LGBT」と叫んでいるのでないか?と思ってしまいます。

もし、心の底から「LGBTの方々と友達になりたい。実際に仲が良い。権利を守りたい」と思っているのならば、納得がいきます。整合性がある。

ただ、「貴方それ、本心じゃないでしょう?人気集めしたいだけなのでは?」と思わざるを得ないケースが多いので、実際にLGBTの友人が多い私としては、疑いの目で見てしまいます。

よく議会では、「児童館廃止反対!」「科学館廃止反対!」「図書館を改革せよ」という議論が巻き起こりますが、それを叫んでいる方々って本当に、児童館に通っていたの?科学をしっかり勉強してきたの?図書館に通っていたの?と思ってしまいます。

小学校の頃から毎週図書館に通って読書と自習をしていた私としては、図書館!図書館!と騒ぐ人を、疑いの目で見てしまいます。
あなた、本当に図書館を真面目に利用して勉強していたの?と。

捻くれているのかもしれませんが、とにかく私が言いたいことは、「本音で話してくれよ」ということです。
心にも無いことを主張しないで欲しい。
自分がやってもいないことを、他人にやれと言わないで欲しい。
そうでないと、どうもその人のことを信用できないのです。


それでは、本日は此処らで失礼致します。
今から、一般質問の詰めを頑張ります。


小林ゆみ