悪夢はイメージのリハーサル療法で治る!満員御礼!受験を勝ち抜く講演会】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし
テーマ:ブログ
【受験脳機能セミナー42】
悪夢はイメージのリハーサル療法で治る。
悪夢の内容を思い出し、最後の結末だけハッピーエンドのストリーを付け加える!
【解説】
昨日、悪夢は現実のリハーサルとして役に立っているという最新理論をご紹介しました。
でも、とはいっても、毎晩、悪夢にうなされていたら、受験勉強にも差し障りが生じます。
ということで、今日は悪夢の治療法をご紹介。
私のクリニックでは、症状に合わせて、様々な治療法の中から最適なのを選択していますが、その中で、簡単にできるイメージリハーサル療法をご紹介しましょう。
まずは患者さんに悪夢を思い出してもらい、結末の部分だけ、良いストーリーを付け加え、心を守れるようにします。
そうすると、悪夢による心のダメージが防げるし、そもそも、悪夢を見なくなるようになります。
この付け加えるストーリーの選択が重要で、夢の本質を理解する必要があり、医者や心理療法の方の腕の見せどころ。
でも、ごく軽い悪夢なら、ご自分で試してみても、ある程度は効果が期待できます。


