子宮頸がんワクチン接種後 闘病の少女 来年こそ、高校進学を  | みかりんのささやき ~子宮頸がんワクチン被害のブログ~

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私の娘が子宮頸癌予防ワクチン「サーバリックス」接種直後から熱や吐き気、痛み痺れが現れ、片手、両足が疼痛に。そのままCRPSに移行しました。
CRPSは治ったものの、今は副作用などと戦いながら少しずつ治癒に向かって邁進する日々です。

http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140422153249486

下記転記

群馬「法律家になり解決を」 

画像高校進学に向けて勉強する少女=群馬県内で

 この春、体調不良に苦しむ群馬県在住の少女(15)が高校進学の夢を絶たれた。体調が悪化したのは、3年前に子宮頸(けい)がんのワク チンを接種した直後。ワクチンと副作用の因果関係に慎重な見方を示す国の対応に納得できず、原因を知りたいと探した県外の3人の医師は先月、いずれもワク チンの副作用との見方を示した。「進学した友人たちがうらやましい。1年遅れでも進学し、将来は法律家になってこの問題に取り組みたい」。少女は一歩ず つ、歩みだした。(前橋支局・菅原洋)

 「ワクチンを打つ前と、後では全然体調が違った。体調悪化の理由はワクチン以外にあり得ない」。少女は、はっきりと言った。

 3回接種が必要なワクチンの初回は2011年7月。その日のうちに背中や足にじんましんが広がり、腕も上がらないほど痛くなった。同年10月、12年3月の接種後にも同様の症状が起きた。

 数年ぶりに持病のぜんそくも発症。13年にはせきによる過呼吸で救急搬送された。頭痛や倦怠(けんたい)感に繰り返し襲われた。

 今の体調を「頭の中をギューッとつかまれる感じ。いつも全身が重い。同じ年代の女の子にはワクチンの危険性を知ってほしい」と表情をゆがめた。

 中学も休みがちになり、登校しても保健室で休む日々が続く。頭痛で理解力も落ち、成績が下がった。得意だった持久走もできなくなった。受験勉強もできず、高校進学を断念した。

 主治医は信頼しているが、自分を苦しめる病の原因が知りたくて、県外の病院を回った。三つの病院の3人の医師が先月、いずれもワクチンの副作用が強く疑われるとの見解を示した。記憶障害も引き起こす重度の脳炎などと診断した医師もいた。

 つらい体調でも、勉強に取り組むのは、ワクチンと副作用の因果関係に慎重な見方を示す国の対応に納得できないからだ。

 「大学の法学部に入学し、裁判官や弁護士になれれば、この問題を解決できるはず」。このいちずな思いが、今の少女を突き動かしている。

 母親(49)は「国は重い副作用の危険性を周知するべきだ。治療費の負担が大きいので、国は早く原因を解明し、被害者を救済してほしい」と訴えている。

副作用重篤300件超、死者も

 子宮頸がんは女性の子宮の入り口部分にでき、主に性行為によってウイルスが感染して発症する。近年は若い女性が増えており、年に二千数 百人が亡くなっている。ワクチンは2009年に国内で初めて承認され、10年から各自治体で接種への補助が始まった。13年4月、小学6年から高校1年相 当の女子を対象に定期接種となった。

 ところが、副作用の報告が相次ぎ、厚生労働省は13年6月にワクチンの積極的な勧奨を一時的に差し控えると発表。厚労省などによると、 同年7月までの副作用報告は2259件に達し、重篤は300件を超え、死者も出ている。うち定期接種後の副作用報告は129件で37件が重篤となった。

 事態を重くみた厚労省は、有識者による検討会で問題への対応を慎重に協議している。


以上


厚労省の副反応検討部会は三月に引き続き、四月も部会を開かない予定のようだ。
被害者が増えていないかも気になるところだが、このワクチンが心因性だという副反応検討部会の見解が出たあと、脳炎を引き起こして全身の痛みが起こっているのでは・・・との見解を線維筋痛症学会が発表し、厚労省が今年度調査をするというニュースが出るなど、厚労省の発表にも温度差があるように思える。
二月までは毎月のように副反応検討部会が開かれていたのだが、ここに来て二ヶ月まるまる部会がないというのも少し妙だ。
被害者に待ったはない。
先日の札幌での講演で田村厚労相は混合診療に関して
「有効性がよく分からない薬などへの適用は認められない。『厚生労働省はいつも守旧派で抵抗勢力だ』と決して思わないでほしい。国民の健康を守るのが大事なことを理解してほしい」と述べたという。
http://archive.today/3cLRc#selection-705.80-705.165

予防効果はまだ認められていないとする子宮頸がんワクチン。厚労省のリーフレットに、そう書いてある。
www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/pdf/leaflet_h25_6_01.pdf
有効性が認められていないものを国は既に導入済みですが・・・。

国民の健康を守るのが大事なのであれば、子宮頸がんワクチンの被害者に対してはどういう思いでいらっしゃるのかお聞きしたいところだ。
ほぼ救済せずに心因性とし、因果関係を認めないではないか。

私の娘にも以前会って頂いたが、手を握って
「早くよくなるように頑張って」
と言って下さった。

それがお愛想で言ったのではなく、心の底からそう言ったのだと信じたい。