心の在り方が表面化 | 人として生きる上で大切なこと 「こころのものさし」
2014-06-08 15:30:44

心の在り方が表面化

テーマ:御法門

               御 教 歌
 

          思ふ事 口にいはせる 心こそ

 

         うべことの葉の たねにしありけれ



 心に思っていることは、言葉や所作振る舞いにあらわれてくることを仰せの御教歌です。


「こころ内にあれば、色(いろ)外に顕(あら)わる。」


という教えがあり、心に思うこと・考えていることがあれば、それが所作振舞いとなって顕われてくるものです。


それは、態度や行動にも出てくるでしょうけど、言葉にも滲み出てくるものです。


ことわざに


「言葉は心の使」


「言葉は心に思っていることを表す道具である。」


言葉は表現の道具であると同時に思考の道具でもありその人の使う言葉に「心の内」が表現されているのです。


ですから、人の言葉から温かいものが伝わってくる時もあれば、何か冷たいものが伝わってくる時もあります。


同じ言葉のなかでも、そのような違いが出てくるのも確かなことです。


言葉の使いようによって、人を幸せな気分にしてあげることも出来るでしょうし、不幸のどん底に突き落とすことだって出来るのです。


このように考えますと、言葉の使い方は大切です。


また


「心につるる姿」


という言葉がありますように、


「心の在り方にしたがって容姿もこれに伴うものである。」


心が清らかであれば容姿もすがすがしく、心が濁っていれば容姿も険しくなる・・ということですから、


「心こそ大切にして候(さふら)へ」


という教えを大事・大切にしていきたいものです。


   小牧清立住職のイラスト