導かれるものに沿って
ぼくたちは導かれるものに沿って生きていく
けして
成功をつかむため生きているわけではない
成功を逆算して最短で今を生きることは
時代にツメアトを残すには効率のヨイ
多くの人に奨励されることかもしれないけれど
人生の通帳にツメアトを残すことを目的とするのは
なんだかむなしくも哀しく思えるのだ
それは「野心」という
若いうちにだけ誇示したがる
ピアスのようなものではないだろうか
大河の導きに沿って生きるというのは
いつかは必ず回帰する自身の深い層にある
心の流れに沿うことなのだ
1152014