日南町のおいしい水「まめな水」をいただき思うこと | Now, screw on me.

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お人形と仕事(Traditionalなお人形)の話を少々。

私が生まれ育った街は、東京都町田市です。すでに実家はそこになく、中学の頃までの思い出だけが空虚にあるような、自分にとっての「ふるさと」というのはそんなぼんやりとした街です。

そこへ、昨秋から町田へ通勤することになり、実に20数年ぶりに戻ってきました。

私が住んでいた地区(学区)では少子化が進んでおり、学校の統廃合が行われた結果、卒業した小中学ともに廃校となっていました。

先日、3年前に廃校となった中学校のそばを通りかかったのでのぞいて見たところ、校庭には雑草が生えていましたが建物はそのまま残っており、いずれ何かに転用するために定期的にメンテナンスされているのか、それほど傷んでいるようには見えませんでした。

2010年春には新2年生が1名、新3年生が28名という記事を見かけ、私がいたころには1学年で10クラス以上あったことを考えると、全く違う街になったのでしょう。「残念」という気持ちより、やはり空虚感があり、ぽっかり抜けてしまったようなそんな気持ちになりました。

そんな日々を過ごしているところへ、蒼天青雲様から『日南町のおいしい水「まめな水」』をご紹介いただきました。

鳥取県日野郡日南町では「平成23年度から鳥取大学地域貢献支援事業により、「日南町のおいしい水と名水調査」に着手」されています。その調査結果をもとに作られたものが、ミネラルウォーター「まめな水」です。

日南町のおいしい水をペットボトル化!

その第三弾として発売されたミネラルウォーターのペットボトルデザインを、草壁氏が担当されました。

まめな水

そのイメージは、日南湖の湖底に沈んだ菅沢地区の集落を蘇らせるというもの。

過去にそうであったもの、そうであろうと思われるもの、未来にそうなるであろうこと。記憶や想像の世界にしか存在しないもの。絵でしか表現できないことを、とても丁寧に実行されていて、ただ脱帽するばかりです。

私たちが次の世代へ何を残し、何を伝えていくか。この半年あまり、その大事なことがおざなりになっていました。自分の使命をあらためて考えなおすきっかけをいただいた蒼天星雲様、ありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。

なお、ペットボトルデザインについて詳しくは、蒼天星雲様のブログに記載されています。こちらもあわせて参照ください。
鳥取県日南町x草壁「まめな水」について

お水はくせがなく、普通においしいです!お品物はCOMIC ZIN秋葉原店での取り扱いもあるようです。