サッカー・岡田監督の名言 | 夢!冒険!ちゃいにっき!

サッカー・岡田監督の名言

昨日のカンブリア宮殿は、サッカー元日本代表監督、岡田武史さんのお話でした。


岡田監督の素晴らしい人間性がわかる、幸せな90分間でした。



ワールドカップ前には良い成績を残せなかったため、自宅に送られてくる脅迫状や脅迫メールが絶えなかったという。


それについてどう思うか、と聞かれ、


「重圧やプレッシャーは重力のようなもの。重力がないと筋肉も骨も弱ってしまう。」


と答えた。逆境をプラスに変える言葉だ。



彼の監督論について。


「上に立つ人間はブレちゃいけない。私が迷っていたら選手も迷う。私がハッキリしていれば、選手もハッキリする。」



非常に研究熱心で、家にはたくさんの本が山積みになっていました。自己啓発やビジネス書もたくさん。全てのことをサッカーに取り入れていた。「秘密のノート」と呼ばれるノートには、偉人の名言がたくさん書いてありました。



ワールドカップ前、日本代表は4連敗しました。そのとき、岡田監督にとって残念だったことは、試合内容についてではありませんでした。


「みんな、まったく生き生きしていなかった。選手たちが、あんな風にサッカーをしていて、私は非常に申し訳ない気持ちになった。どうして楽しくサッカーをさせてやれなかったのか。内容どうこうより、選手が生き生きしているかが大事なんです」



ぼく自身のキーワードである、『リスク』についても彼は語りました。


「『リスクを負って挑戦したから、褒めてくれ』 それじゃ、リスクを負ったことにはならないでしょ。失敗したら怒られる可能性があるから、リスクなんでしょう。だから私は、リスクを負って失敗した選手を怒りますよ。そうじゃなきゃリスクじゃないですからね。だけど、」



「自分の責任でリスクを冒すことが、究極のエンジョイです」



「『監督に言われたから・・・』は、選手じゃない。自分の判断で動いてほしい。」



「もうワールドカップはダメだ」、と国民が諦める中、岡田監督は自分と選手を信じ続けた。


ワールドカップ本番前、岡田監督は知人にこんなメールを送った。



「彼らはこんなものではありません」



ぼくはこの言葉に涙が出そうになった。全てが岡ちゃんの責任となっている状況の中で、自分の身の心配なんて一切せず、ひたすらに選手を信じ続けた。強い、と思った。



また、ワールドカップにほとんど出場しなかった、中村俊輔や、川口、楢崎について。


「彼らを試合に出さない、という選択をするのは辛いですよ。彼らがどれだけのものを賭けて、ここに来ているか、知っていますからね。ところが、彼らが素晴らしかったですよ。もうその悔しさをおくびにも出さず、チームのために一生懸命やってくれて。試合に出る選手たちも、俊輔やナラがどれだけ悔しい思いをしているかわかっていますからね。頑張らなきゃいけないって思うんですよ。言葉よりも、行動が人に響くんです」



そして、ワールドカップ本番で、日本代表は素晴らしい戦いをした。


「ボクの理想のサッカーは、選手がピッチの上で目を輝かせて生き生きと躍動するようなサッカー」


という、その言葉通りに。



「自分の弱さを認める。認めることで課題が見える。」


戯言ではない。地に足をつけて努力をしてきた人の言葉だからこそ、重みがある。



何よりぼくは嬉しかった。この素朴な人間の、笑顔を見れたことがです。



夢!冒険!ちゃいにっき!~自転車で西ヨーロッパ一周の旅~-IMG_0637.jpg



なんてかわいいんだ・・・笑





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