残念なことに福島市議会は、原発を推進する方向の様です。

福島市議会6月定例会において、「原発再稼働・核燃料サイクル推
進の「エネルギー基本計画」の撤回を求める意見書提出」を求める
陳情が否決されました。

過去に県内の原発廃炉の意見書を提出してますけど、県外は再稼働はOKとのことなのでしょう。
以前にも、大飯原発再稼働に反対する決議を無記名投票で否決した議会なので、一貫性はあると言えるかもしれませんが…

6月定例会を終え、震災から3年3ヶ月が経過し。。。

明日は、震災後に産まれた次女の3歳の誕生日を迎えます。

結局のところ、今を生きる大人の勝手な都合と解釈で、子どもたち
がツケを払うのは納得できません。

例えば、学校給食に福島市産米を使用するに至った件についても、
福島の子どもたちが食べてないものを出荷するな!という声に加え
て、生産した米の消費先がないという問題解決の為に、学校給食で
使用されてしまいました。

我が子を想う保護者や子どもたちの事よりも地域経済を優先されま
したが、福島の子どもたちが福島の米を食べても全国的な風評被害
は解消されず、未だに風評被害払拭と語っている姿をみると正直怒
りを覚えます。

除染に関しても、年間1mSvを達成するのは、長期的な目標であ
って、十数年先の未来であっても良いという国の解釈は、問題を長
期化して風化させ、ツケを将来世代に押し付けるものであり、除染
作業に関する採算性や発生する汚染廃棄物が膨大になることを理由
にしてはいけないという私の信念は変わっていません。

結局は、福島に住む限り無用な被ばくをしてしまう訳で、その原因
は人員ミスによる事故に伴う放射性物質の拡散であるけど、拡散さ
せた側は拡散した放射性物質は無主物であり責任はないと言い、こ
の程度の追加被爆なら健康に問題ないから精神的な賠償もしないと
言う。

福島と近郊に住む方々だけが、一方的に被害を受ける状況で、原発
の推進なんて容認できるわけないでしょうに。。。

市民の付託を受けた市議会議員の多くは、原発推進の意向を示して
いますが、皆さんはどう思いますか? 

政治や議会に無関心だと、物事はあらぬ方向に進んで行きます。


選挙って大切だと思います。