本日は、有明のパナソニックセンター東京まで行ってまいりました。
~発達障がいのあるい子どもの見方を変えるメッセージ~
まずは星槎大学准教授・阿部利彦さんの講演から。
「子どもの見方を変えて味方になろう」
~リフレーミングの素敵な魔法~
発達障がいを持つ親、支援者に向けて、大変具体的でかつ
実践したらきっと子供たちの笑顔につながるであろうお話。
理論上・机上のものではなく、実際に様々なケースの子供に
接する中での経験と専門家の目線からの的確な意見で溢れていました。
心に響いてきたことはたくさんあるのですが、最後に先生が語って
いらした言葉が特に印象に残っています。
障がいを持つ子、健常の子。
いろんなタイプの子どもがいるけれど、
どんな子どもを育てるにも必要であること。
「みなさん、子どもにとって一番大切な力はなんだと思いますか?
書き出してみてください。」
私は考えました。
(自分を肯定でき、前向きに生きる力)・・・かな。
「それは・・・
勇気を持って人に援助を要求できる力。
援助を求めるのは弱さではなく、強さ。
自尊感情が高いからこそ、人にたずねることができる。
自己肯定感を高めることで、自立や社会参加につながります。
いわゆる、サバイバルスキルです。」
「困難に遭遇したときに立ち直る力、
立ち直り力=リジリエンス。
困難に立ち向かう力には、自尊心が必要です。
それは自分を大切に思ってくれる人がいるという、
土台があることが前提です。」
「どうぞ、”君は君だから素敵なんだよ”と伝えていってください。
子どもをリスペクトしてください。
叱り方や伝え方で子どもの受け取り方は変わります。
・自分に価値があると感じる人は勇気を持てる。(アドラー)
・人生最大の勇気は、自分が不完全であることを認めることである
(ドライカース)
子どもたちが勇気を持って困難に立ち向かえるために、
私たちも勇気を持ちましょう。」
”わたしがうれしいのは、ほめられること”
・・・子どもたちが心から感じていることだと思います。」
重度の自閉症児の娘を持つ私にとっても、
いや、その程度や個性の違いはさまざまでも、
どんな子にも必要な力を心の栄養を、与えてあげたいと
心がアツくなりました。
阿部先生の御著書はこちらです。
ご参考までに載せますので、ご興味のお有りの方はどうぞ。
☆「発達障がいを持つ子の『いいところ』応援計画」(ぶどう社)
さて、第二部はシンガーソングライター・うすいまさとさんの
トーク&ライブです♪
3人の発達障がい児をもつ、シンガーソングライター。
「ママへ」「いいところ応援歌」、脳の障がいを楽しくわかりやすく
歌った「脳のうた」など、素晴らしい歌を送り出してくださっています。
今回もお会い出来て嬉しかった!
ご長男の直人くんは、娘と同じ13歳・中学一年生。
直人くん、今回もピアノ演奏を一曲披露してくれました。
一段とかっこよくイケメンになって♡
( ・∀・) イイネ!直人くん。
終演後、うすいさんとツーショット。
頼もしいパパでもある、うすいさん。尊敬します。
また、25日26日の両日雑貨やお菓子やCDの販売、
体験コーナーなども充実していました。
のパステルアートの体験コーナー。
代表の新保浩さん、副代表の末吉景子さんと。
お二人にお会いするのも楽しみでした。
川崎まで、Jを連れてパステルアートを楽しみに来てね♪
とお誘いくださいました。遠いけれど行ってみたいと思いました。
”君は君だから素敵なんだよ”
その言葉は子どもたちへ伝え続けて行きたいこと。
だけどそれは私へ向けられた言葉でもあります。
私が勇気を出して表へ飛び出すことができるように
なったのは、この方たちのキラキラ光る笑顔のおかげです。
阿部先生は初めてお会いいたしましたが、
新保さんを通じて、景子さんやうすいさん、
小柳さん(拓人さんのお母様)・・・素敵な仲間に出会う
ことができました。
みなさん、勇気をありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。