動画やほとんどの記事、マスコミなんてもちろんの事、ウクライナ情勢をそのまま、問題視して話を展開中ですね。どこにも世界情勢を語るメディアがないのでは…。
でも皆さん、ここまで何がありました?
シリアが大変だったでしょ?
あれはどうなったのか…。まだ継続中ですよ。
プーチンが上手く和解に持って行こうと、アサド大統領と反政府派を国連の舞台に引っ張り出した。ただし、反政府派が当初は誰で、どこにいるのか誰も知らなかった、って言うお粗末な話だね。
この話が修まりつく前に、今のウクライナが突然に火を噴いた。オリンピックでテレビしか情報源のない人たちが知らない間にね。
で、その前には何があった?
そ、イラン。
イランが海上封鎖して三次大戦勃発か!ってね。
じゃあその前は?
エジプト。
今は親米、つまりイスラエルよりの政権で小康状態。若者たちを弾圧しながら。
その前はチュニジアとか、リビアとか…。
そしてこの順番を地図で辿ると
こうなります。
この地図、オスマントルコ帝国の領土を表している。
じゃあこの中心にはあるのは、どこですか?
イスラエル。
イスラエルなんですよ。
何か見えませんか?
イスラエルを包囲するように、各地が政変に見まわれている。
シリアはイスラエルが、直接攻撃すると恫喝している国の一つで、シリア政府にロシアが支援をしていると猛反発していましたね。反政府派に誰が武器と戦費を渡していたかは別にして、シリア政府を敵と見なしてイスラエルが戦闘準備をしているのは間違いないのです。それはイランにも向けられていて、エジプトに向けなければならない危機を向かえいる。
イラクはアメリカ軍が破壊しましたから、今は大丈夫。
シリア内戦が激化するにつれ、ロシアの支援が正当性を帯びて来るのが日に日に分かって来ました。誰に雇われたのか、シリアで政府軍と戦争しているのは外国人傭兵部隊ですからね。
ニュースでも隠しきれなくなり、さあ大ピンチだと言う矢先、ウクライナが今のような大混乱に陥ったのですよ。
煙幕です。
それにロシアのシリア支援を牽制できますからね。
金融の問題が差し迫ったからではなく、それはいつでも切れるカードなんです。
中国の金融的な崩壊も、そういうタイミングで切って来るカードです。本質ではない。