一昨日行われた、参議院審議の内閣委員会での山本太郎議員の質問。

2014.5.29内閣委(日米原子力協定。奨学金、子宮頸がん予防ワクチン被害者救済、低線量被爆問題の所管独法に質問)



奨学金の問題もここまでとは知らなかったが・・・

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の副反応の問題について、ズバッと斬り込んだ。

17:30~

山本議員「厚生労働省健康局にお伺いします。この調査結果報告書に<心身の反応>という言葉、一切出てきてませんけれども、副反応検討部会では、副反応の原因として<心身の反応>と言っています。厚生労働省、これはこのPMDAの報告書、無視したということですか?」

厚労省・佐藤健康局長

「お答えを致します。厚生労働省の厚生科学審議会の元に置かれております副反応検討部会ですけれども、この副反応検討部会は、ただいまご質問のありましたPMDAの報告書は元より、副反応検討部会として独自に調査を致しまして、その過程では、いろんな方医師などの参考人からのご発表を頂いたり、いうことで時間をかけて議論を頂いているとおうものでございます。因果関係あるなしに関わらず、一定の期間内に症状をきたした方、2320例ということで集まっておりまして、そうした方の中から医学的に重篤と考えられるもの、ないしは因果関係のあるもの、こういった形で分類をして、こうやっていきますと、その中の一部には、<心身の反応>と思われるものもあったというふうに理解するわけであります。つまり、PMDAで行われた調査とは別個にもう少し広めの調査をきちっとやって、その中には一部そういう方もいらっしゃるということでございますので、矛盾はしないし、無視もしていないということになると思います」

(°Д°) ハァ?!

子宮頸がんワクチンでの数々の副反応を、<心身の反応>というてたのは、副反応検討部会の方々でっせ。

誰が今まで、「一部」なんて言ってたのかな?

子宮頸がんワクチン、心身の反応が慢性化
                                (2014年01月20日 22:07)

接種後の重い副反応が相次ぎ報告されている子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)に関し、厚生科学審議会の検討部会は20日、慢性的な痛みといった副反応症例について、接種に伴う痛みや緊張などが身体の不調として現われた「心身の反応」の慢性化したものとする評価をまとめた。ワクチンの安全性については、次回会合で最終的に議論することとし、昨年6月以来中止している接種勧奨を再開するかどうかの判断も持ち越された。

(転載おわり)














座長である桃井眞理子氏も最近、講演会費等での金銭の授受がバレタけどね。

これらを見ても、どこにも「一部」
なんて記載も報道もない。
にしても、この佐藤健康局長の答弁の苦しいこと苦しいこと。
近藤参考人も、この後の答弁もタジタジで、さすがに、山本太郎氏の秘書が、はたともこさんだけに、痛いところを突く。


余談だが先日の22日には、フランスでワクチンの安全性について公開討論会があり、僕のツイッターでは既にこの件について、何日も前から触れている。(新しい情報は常に、ツイッターで触れている場合が多いので興味のある方はこのブログでも見れますし、ツイッター御利用中の方は、フォローしてみてください。ただ、どうでも事もつぶやきますのでご注意を)

France Debates Vaccine Safety

ツイートを要約すると、

5月22日フランス・パリにて世界中から科学者、医療専門家が研究を発表するために招待され、ジャーナリストやTV、フランス議会、国立保健当局のメンバーも参加した公開討論会が行われた。
ワクチン内のアルミニウムアジュバントと有害事象の因果関係、HPVワクチンのガーダシルにウィルスのDNAの断片の残留、同ワクチンで特定の遺伝子的素因がある方は、低血圧、失神、突然死、急性脳脊髄炎が発症する場合があると報告もされた。
また、 2人の議員がフランス政府に対し、脳の中のアルミニウムの研究、アルミニウムアジュバントなしでのワクチン製造、安全性を確かめないまま、アルミニウム含有のワクチンで大規模予防接種のキャンペーンの中止を求めたという。

他にも、途上国中心に、GAVIアライアンスゲイツ財団、ビッグファーマがアジアやアフリカの途上国を中心にワクチンや新薬の実験場にしている点、等も恐ろしい現状が最近分かっている。

常に情報は入れ替わり、内省する時間も必要なのだが、元来の野次馬根性が働いてしまうせいか、なかなか難しい。

さて、山本太郎氏の次の質問。

内部被曝について

21:40~

山本議員「放医研として、長期の低線量被曝、人体にはまったく影響がない。そう言えますか?いえる、いえない。二択で言っていただけると助かります」

放医研・明石参考人「ただ今の現在の状況では、健康影響は見ることができないだろうと私は考えております」

山本議員「影響はないと?」

明石参考人「影響はないと考えております」

山本議員「放医研の見解としては、人体には全く影響がない。低線量被曝は、ってことですか?」

明石参考人「現在の環境(区等?)から観測される線量では影響はないというふうに考えております」

山本議員「お聞きしているのは、内部被曝についてなんですけれども、内部被曝っていうのは個人差がありますよね?それぞれのライフスタイルによってどれ位にものを取り入れるか分からない。どういう場所で空気を吸い込むか分からない。これ食べることも、空気を吸うことも止めることできないですもんねえ。で、内部被曝の調査をマウスでプルトニウム、その他のもので少量でやっている。マウスに対してはほとんどが外部って形で実験をされている放医研。内部被曝に対しての研究はされていない。けども低線量被曝の、長期低線量被爆によって人体には影響がないってことを宣言できてしまうんですか?

明石参考人「現在今、そのデータを取っているところで、現在までの結果で影響は見られていないということでありまして、今後のデータの集積は必要だと考えております」

山本議員「ただちに影響はないということをお伝えしたかってことですか?」

明石参考人「現在までの結果では、ただちに影響は出ないということでございます

ここも非常に重要なところで、長期の低線量内部被曝については・・・





ってことだけど、結局のところ、これって簡単に言うと








人間モルモット


だよな。

ありがとう山本議員。


さて明日は、この山本議員が選挙の際に盛り上げてくれた盟友、三宅洋平さんが名古屋に来て、

日本をとりもどすマツリゴトday
でセッションを行うという。

こちらに参加してみようと思う・・・

Yohei Miyake - Talkin' 'bout a Revolution (2013.7.11)