『なぜおいしいアイスクリームが売れないの?』
~ダメな会社をよみがえらせる3つのレッスン~
シビル・チョウドリ 講談社 2006/11/29
・利ざやが下降の一途をたどっている。状況が改善しないようなら、本気で手を打たないといけない。管理職のメンバーを総入れ替えするか、ことによると、全米展開する大手メーカーに工場を売却するかもしれない。最悪の場合、アイスクリーム工場を閉鎖して、不動産開発業者に土地を売る可能性もある・・・。
「業績回復の為なら何をやろうとかまわんよ、ビート。だがともかく、やり遂げてくれ。工場長のきみにすべてまかせる」
<簡単に引き下がれない><きみの会社は品質を重視しているのか>
<他人のささえになりたいという情熱を持て>
・“品質重視”はアメリカ企業社会のDNAに組み込まれていないが、日本や韓国の企業のDNAには組み込まれている。
<いつも笑顔の郵便配達員>
・儲けとは、結果にすぎない。すぐれたサービスの副産物である。
・毎日の仕事を、「やらなければいけないこと」から、「やりたいこと」「好きでたまらないこと」に変える。
<従業員たちから改善アイデアが>
・上司が部下たちを大切にすればするほど、部下たちは客を大切にする。
・結果ではなく、努力に意識を集中せよ。
・アメリカ企業は、派手な“興奮”を演出するのは得意だが、客のもっとも基本的なニーズに十分こたえていない。
・すぐれた会社は、無数の素晴らしいアイデアのうえに成り立っている。素晴らしいアイデアが欲しければ、従業員みんなにたずねるべきだ。
・(成功の要因)第一に、仕事のやり方を改善しようとする強い意志。何かを見るたび、もっと改善できるはずだと考える。第二に、常識にとらわれない発想。型破りであっても、できるかぎり最良の解決策を考える。第三に、あらゆる面を向上させたいという願望。隅々にまでに気を配る。
<今の製品やサービスをどうすれば向上できるか、日夜、考え続ける必要がある>
・そう。“最善を尽くす”程度では足りない。ナチュラル・フーズでは、“完璧”が現実の目標なんだ。困難を克服し、細部にいたるまで完璧にする。そのためには、五つほど心得がある。
第1に、失敗の代償を認識せよ。もし失敗したら、きみの会社が、あるいは部署が、がたがたになってしまう恐れがある。気の弱い人間には向かない。
第2に、始めから最良のやりかたをとれ。いちばん初めの段階で、完璧をめざして計画を練る必要がある。まあまあの計画を立てて、あとで修正するのではダメだ。つまり、火事が起きてから戦うのではなく、火事を防がなくてはいけない。
第3に、細部まで注意を払え。
第4に、“生産性への極度のこだわり”を養え。わたしは、『極度に心配性の人間だけが生き残る』という名言が好きなんだ。つまり、これでいいのかといつも心配して、ライバル企業に目を光らせ、チャンスを逃していないか用心し、次の新しいものを検討しなければいけない。落ち着き払っている人間や企業は、いずれ脱落する。
第5に、つねに、“完璧”をめざす熱意を部下全員に植えつけよ。仕事を使命に変えて、現状を正直に伝え、トップに立つために何をすればいいかを明確に伝えるんだ。
・Optimize(最適化する)の段階に本気で取り組みたければ、まず、現状をありのままにとらえるべきだ。
・アメリカ企業は、社内外の声に耳を傾けるのはじょうずになったと思う。けれども、製品やサービスを常に充実させ改善していく、そしてなにより最適化していくという点は、使命どころか優先項目にさえ入れていない。
<「最善を尽くす」程度では足りない。「完璧」をめざして努力せよ>
・もし欠陥があると、たちまち、目に見えるかたちで代償をはらわなくてはいけなくなる。売上、顧客数、ひいては会社の命運に悪影響がおよぶ。
・「儲けとは、すぐれたサービスの副産物にすぎない」「質の善し悪しを決めるのは自分たちではなく、客である」「いちばん調子の悪いときが、現時点での実力と心得よ」
<ほんの小さな失敗が命取りに>
・「まずは失敗の代償を最適化することだ。もし完璧さを達成できなかったら、どれだけ悲惨な状態になり、お金が無駄になることを考えれば、失敗なんかできない」。
・「儲けとは、すぐれたサービスの副産物にすぎない」、「質の善し悪しを決めるのは自分たちではなく、客である」、「いちばん調子が悪い時が、現時点での実力と心得よ」
・著者は、品質管理戦略の専門家として広く知られています。
私が思うこと、聞いたこと、考えること
・アメリカ人と「異常なアイスクリーム好き」については、インターネット情報からもいろいろな文章があります。また、アメリカ人のアイスクリーム好きは文化でもあるようです。アメリカはアイスクリーム専門店の発祥地ともいえるほど各所にあるそうです。「なぜアメリカ人はこれほどまでにアイスクリームを食べるのか?アメリカの食生活では食事の後に甘いデザートを食べる習慣がある。またストレスが多いと甘いものを食べたがるという説もある。いずれにしろ『アメリカ人はアイスクリームが大好きだ』」、「ちなみに気になるお値段。いやいや、高いですよ。一番安い、一番小さなカップ入りで山盛りに入れてくれてなんと5ドル15セント、つまり600円近くするのですから、そうしょっちゅう食べにいけませんよね。もちろんカロリーのことを考えても」。
・「バケツサイズのアイスクリームがスーパーで売られている」、「スーパーに行けばアイスクリームのコーナーだけでも列の半分はとっているところもある」、「米海軍ではアイスクリームが大人気で、製造機には階級に関係なく並ぶことと言う不文律があり、これを破ろうとした新米士官を列に並んでいた第3艦隊司令ハルゼー提督が叱りとばしたことがある」という冗談、「米海軍で墜落して着水したパイロットを助けた船にはパイロットの体重分のアイスクリームがパイロットの所属する空母から贈られる習慣がある」、「駆逐艦にはアイスクリーム製造機が無くて、空母みたいな大型艦にはアイスクリーム製造機が付いていた。それが不公平だという声がごうごうと上がって、その対策(?)として任務達成の御褒美にアイスクリームを、って話らしい」という具合に米兵とアイスクリームは切っても切れない関係のようです。アメリカ人とコーヒーの関係も知られており、コーヒーは米軍での戦略物質となっているようです。現代の米軍ではアイスクリームはコーヒーと同じ地位でしょうか。また米軍基地の食事の内容に詳しい人もいることでしょう。
・アメリカ人の肥満の原因にもなっているのがアイスクリーム。「1スクープといって一番量の少ないものでも、日本の2倍、3倍はある」そうです。また別のインターネット情報によりますと「アイスクリームはアメリカ人の大好物ですが、そんなアメリカでの消費量は毎年減り続けています。アメリカ1人あたり1番アイスクリームを消費したのは1946年(今から65年前になりますが・・・)で、約10キロを消費していました。しかし2008年の消費量は、6.1キロと40%も減っています。それだけ消費が減っても、まだ年間に6キロもアイスを食べている国がアメリカなのですが、月平均にすると500グラムのアイスを食べていることになります。
皆さんのなかで、アイスクリームを毎月500グラムもとっている人はいますか?その人は、アメリカに移住すれば、快適なアメリカ生活を送れるかもしれませんね!!(USA todayの記事より)」とのこと。
・バブル崩壊の前には、日本経営が米国で賛美され研究されたことがあったそうです。戦災で工場が丸焼けになり、敗戦後は、米国の工業技術水準に50年遅れているといわれ、「品質」の水準を高めるのに経済産業界は非常に苦労したようです。当時、日本の車が米国に輸出できるようになることは、「夢の話」であったようです。
・食品の製造販売も経営コンサルタントの守備範囲で、様々な手法が研究されているようです。米国のアイスクリーム業界も競争が厳しいのでしょうか。客の好みに合わないと売り上げが落ちるようです。バスキン・ロビンズ社はサーティワンアイスクリームとして知られていますが、40カ国に5800以上の店舗を展開しているようです。世界最大級のアイスクリーム・パーラー・チェーンで日本でも店舗を展開しています。ハンバーガーに代表される米国人の食事内容もいろいろと変化してきているようです。アメリカの食品はカロリーも高くボリュムがあり、すぐに肥満になるとの話です。
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