プレミアリーグ第32節
29日マンチェスター・Uとアストン・ヴィラが対戦

香川選手は左サイドで先発出場した。
先制点はアストン・ヴィラだった。13分、ペナルティーエリアやや後ろでアストン・ヴィラがFKを獲得すると、アシュリー・ウェストウッドが壁を巻いて直接ゴール左隅へ決めた。
一方マンチェスターは20分、香川選手が左サイドから中に切り込みゴール左45度の位置から中央にクロスをフリーのウェイン・ルーニーにピンポイントで合わせて、ルーニーがヘディングシュートで同点とした。この場面は、マタがゴール正面に流れデフェンスを引き寄せた結果ルーニーのフリーの場面を作った。そこを視野の広い香川選手が見逃さなかった事で、香川選手の今シーズン初アシストに繋がった。前半終了間際には、香川選手が自陣右でパスを受けドリブルで前線を伺いマタの走り込を察知し見事なスルーパスを通した。たまらずアストン・ヴィラはマタをスライディングで倒してしまった。PKを獲得すると、ルーニーが右隅に冷静に決めて逆転に成功した。
後半に入り、クリスティアン・ベンテケに決定的チャンスを作られたが、ゴール前でキーパーとの対面の場面を空振りしてくれ難を逃れた。マンチェスター・Uは58分、ゴール前の混戦からフアン・マタがこぼれ球を拾い今冬にチーム加入後、初ゴールを決めて、3-1とリードを広げた。
香川選手は68分にアドナン・ヤヌザイと交代したが、この交代が中二日のCLバイエルン戦への温存措置で有る事を願いたいのだが?交代したヤヌザイは、個人プレーに徹して居た。ドリブルで相手に突っかけ倒されてFKを貰う場面が何回も出た。やっぱり彼のプレースタイルは今までと変わって居なかった。最初デビューで2得点で地位を獲得した若干19歳の彼は、下手するとチームの良い流れを嫌な流れに変えてしまう一面も持っていると言うのも事実である。しかし、何回もトライしたドリブル突破が最後の最後に後半アディショナルタイムにアドナン・ヤヌザイの見事な左クロスに、途中出場のハビエル・エルナンデスが押し込み、4点目を獲得。試合はマンチェスター・Uが4-1で勝利した。ヤヌザイの活躍は、香川選手の初アシストを手放しでは喜べない結果にしてしまったのではないか?バイエルン戦にスタメン起用してくれる事を願いたいものだ!!モイーズ監督の考え方が逆戻りしない事を祈ります。






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