報告《M.O.S団発足!門戸厄神を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団》トークイベント | 作家・土居豊の批評 その他の文章

報告《M.O.S団発足!門戸厄神を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団》トークイベント

報告《M.O.S団発足!門戸厄神を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団》トークイベント

昨日は、兵庫県西宮市の門戸厄神駅前で、サブカル文化と地域振興を語り合うイベントを開催しました。




※イベント詳細
《M.O.S団発足!門戸厄神を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団》トークイベント
http://ameblo.jp/takashihara/entry-11919770661.html
トークイベント「M.O.S団発足!門戸厄神を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団」
9月20日(土)16時~
JOIN&JOY J:SPACE
じゅとう屋 
お問い合わせ:0798-52-2258
当日会費:1000円
講師:土居豊(作家、文芸ソムリエ)
内容
西宮市といえば涼宮ハルヒ!というのはもはや常識? 名作ライトノベル&アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の作品舞台である西宮で、『ハルキとハルヒ』の著者・土居豊がハルヒの魅力を大いに語ります!
土居豊のハルヒトークといえば、ロフトプラスワン・ウエストでのハルヒトークが記憶に新しいところです。朝日放送「ビーバップ!ハイヒール」にカシコブレーンとして出演し、涼宮ハルヒや村上春樹についてレクチャーした名物講師が、門戸厄神で新しく立ち上げる秘密結社?謎の団体?「M.O.S団~門戸厄神を大いに盛り上がる涼宮ハルヒの団」とは、いったい?
乞うご期待!



門戸厄神は、関西では「やくじんさん」と一般に呼ばれています。かくいう筆者も、厄年の前後、ちゃんとお世話になりました。おかげさまで、なんとか厄年の危機を乗り越えることができたと思います。
さて、阪急電車の門戸厄神駅は、やはり厄神さんのある方の改札が中心で、筆者自身も、実は厄神さんの方にしか下車したことがありませんでした。ちなみに、厄神さんの方には神戸女学院があり、仕事で何度かお邪魔したことがあります。
しかし、この駅の反対側の改札にも、立派な商店街があることは、残念ながら地元近隣でしかあまり知られていないようです。
そこで、この商店街の地域振興のイベントとして、居酒屋「じゅとう屋」さん

http://hccweb1.bai.ne.jp/jyutoya/

が、お店のイベントスペースで定期的に開催しているイベントのプログラムに、筆者の講演会を加えてくださいました。

※イベント紹介記事

http://www.imamoe.jp/?p=8342

「涼宮ハルヒの憂鬱」の作品舞台でもある西宮市で、
またひとつ新しいハルヒイベントが開催されます。
「M.O.S団発足!門戸厄神を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団」。
ハルヒのストーリーに登場するSOS団をもじったMOS団とは、
M=門戸厄神を
O=大いに盛り上げる
S=涼宮ハルヒ
…の団、だそうです。
講師は関西のハルヒイベントではおなじみ、土居豊さん。
会場は阪急今津線・門戸厄神駅から徒歩1分のところにある
イベントスペースJOIN&JOY J:SPACE。
近くには日本三大厄神のひとつ門戸厄神があります。
聖地巡礼ならぬ、霊場巡拝もいかがでしょうか。




さて、昨日のイベントですが、他に様々なアニメイベントや学園祭などがバッティングしているにも関わらず、熱心な参加者の方々が、集結してくださいました。
講演の内容や、その後の質疑応答の内容は、極秘、です。なぜかというと…その理由も明かせません。つまり、この集会の「MOS団」とは、一種の秘密結社だからです。
というような解説は、なんのことだかわからないと思いますが、ようするに、全てはフィクションだということなのです。
つまり、「MOS団」は、実在しません。
もしあるとしたら、昨日、ご参加くださった皆さんが核になって、これから「MOS団」を創って、門戸厄神の地域振興を盛り上げていってくださるはずです。

イベント会場は、阪急電車の門戸厄神駅の踏切を渡って、商店街すぐのところにあります。














講演会後の懇親会では、さすが門戸厄神、「厄よけ鍋」というものをいただきました。









筆者が、昨日の会合で、門戸厄神の地域振興のアイディアとして一つ、提案したのは、「フィギュアの人形供養」です。
これは、いままで、どこでも話題になっていないと思うのですが、日本のサブカル文化と、伝統文化の見事な融合の例となるのではないでしょうか。
門戸厄神といえば、知る人ぞ知る、人形供養の名所です。参拝すると、供養される人形やぬいぐるみなどがガラスケースに収まっているのがよく見られます。


http://mondoyakujin.or.jp

最近、海外からも人気のある日本のフィギュア文化ですが、おそらく、人形やぬいぐるみの場合と同じように、捨てるときはいろいろと葛藤があることでしょう。そこで、もし持ち主がフィギュアを廃棄するとき、人形やぬいぐるみのように、人形供養に出す、というのはどうでしょう?
すでに、そういうことが行われているかもしれませんが、実際、フィギュアが人形供養される、という不思議な文化融合の感覚は、話題性があるのではないか、と思うのです。
特に、人形を「供養」する、という文化になじみのないであろう、海外のフィギュアファンにとって、日本の門戸厄神でフィギュアが人形供養される、ということを知れば、興味をもって、日本まで来てくださるのではないか、とも思うのです。
どうでしょうか、門戸厄神のご担当様、このアイディアは、使えませんか?
兵庫県や西宮市のお役所のみなさまも、ぜひ、前向きにご検討いただけたら、光栄です。
(注:アイディア料は、相場価格で大丈夫です)





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土居豊『いま、村上春樹を読むこと』(関西学院大学出版会)
2000年代以後の村上春樹作品を熟読し、考える。『女のいない男たち』改稿問題や、村上春樹ノーベル文学賞騒動も論じる。
著者:土居 豊 著
ジャンル:文芸評論
ISBN 9784862831743
判型・ページ数 4-6・198ページ
定価:本体1,500円+税
在庫:未刊・予約受付中
(10月上旬発売予定)
【内容】
『アフターダーク』以降の小説を、短編集を中心に熟読し考える試み。昨今の「読まずに批判する」風潮に一石を投じる。「村上春樹現象」ともいうべき、最近の村上春樹をめぐる言説について論じる。
(詳しくはブログへ)

http://ameblo.jp/takashihara/entry-11924395250.html

※今年こそ、村上春樹のノーベル賞なるか?世紀の瞬間を、一緒に盛り上がりましょう!
土居豊トークライブ【村上春樹「ノーベル文学賞受賞?」カウントダウンイベント2014】
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/27132
10月9日(木)
OPEN 18:30 / START 19:30
前売¥1,200 / 当日¥1,500(共に1オーダー必須(¥500以上))
前売券はローソンチケット【L:55847】&電話予約にて9/13(土)発売開始
※ご入場はローソンチケット→店頭電話予約→当日の順となります。
電話予約→ 06-6211-5592(16時~24時)

ロフトプラスワンウエストでの村上春樹トークが神戸新聞朝刊に。
そして、来月もやります。

【村上春樹「ノーベル文学賞受賞?」カウントダウンイベント2014】
10月9日(木)19:30~ #haruki ぜひお越しください!
※神戸新聞記事(リンク先有料)
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/「今年こそノーベル賞を」 村上春樹さんの魅力語るイベント 09/09 09:15「ここ数年、ノーベル文学賞の有力候補といわれ続ける、神戸・阪神間ゆかりの作家村上春樹さん。…」


※筆者の近刊

土居豊 著『沿線文学の聖地巡礼 川端康成から涼宮ハルヒまで』
関西学院大学出版会 刊
http://www.kgup.jp/book/b146062.html


土居豊 著『ハルキとハルヒ 村上春樹と涼宮ハルヒを解読する』(大学教育出版)
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※土居豊のAmazon著者ページ
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