金融の無理。への反応。 | Come on by! 英語ガレージ! ☆☆☆

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ケンブリッジ英検CPE(特級)、ケンブリッジ大認定英語教師(CELTA)、英語ガレージ☆ヒロシが英語や文化に関するご質問にお答えしまーす! メッセージでご質問を寄せてくださいませ! お気軽に!^^



ひとつ前の記事「金融の無理」に、Facebookでコメントをいただいた。
そのやりとりをつまみあげ。
お読みになってくれている方々の多くを代表してくれてると思うよー。

まずこちら。
人生をハッピーに、世の中を真剣に、愛の願いを実践に生きてる人。

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お金を買うって考えが私はどうもうまく理解できないんですよね…ん~(´-﹏-`;)

ちなみにガンジーが言ってたらしいです。必要以上の富を蓄えるのは人から盗んだのと同じだって!
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買う、って考えると分かりにくくもなるでしょうね。
すべての取引は交換なんです。
貨幣は物々交換の延長で、物々交換にある難点の解決策として発明されました。

プールがあって、みんなで周りを囲みます。
そんでもって、みんなが自分のところに水を集めるために頑張ります。
方法は問いません。
お金を稼ぐってのは、そういうことです。
自分に集めれば周りが減ります。

お互いに、必要な分だけ有難く集めればいいじゃん、って思いませんか?
ガンジーさんがおっしゃったのも、そういうことでしょう。(*^_^*)


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以下のコメントは、全部おなじ女の子から。

僕はこの子をとても愛している。
ちょうど大学をでたばっかり、可愛くて、すばらしく賢くて、素直でつよい心をもってる子だ。
ここでのこの子の姿勢は、僕たちの多くにとって見習うべきものだと思う。

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つまり、どういうことでしょうか?
全文を二度三度読みましたが、こういうことかな? ああいうことかな?と考えてしまい、混乱しています(^_^;)
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あらま、そんなに読んでくれたとは痛みいるわー!
たしかに、僕の書き方がゴニョゴニョしてるんだよ。σ^_^;

3つのマス目、A, B, C, があるとしよう。
マス目Aにはメダルが10枚、積み重なってる。
Bにはメダルがない。
でもって、Cには、ここにも10枚のメダルがある。

描けたかな?

マス目Aから、Bに、メダル10枚を移す。
しばらく待つ。
そしたら今度は、反対に、BからAにメダル10枚を戻す。
何事もなかったように、元のかたちに戻ったね。
これは、A君が、困ってる友達B君にお金を貸して、そのお金がちゃんと返されたところだ。

いいかな?

今度は、マス目Aを銀行だとしよう。
このA銀行は、貸したお金に対して10%の利子を要求する銀行だ。
Aから、10枚のメダルをBに移す。
しばらく待つ。
マス目Cにあるメダルも1枚、Bに移す。
そして合計11枚のメダルをAに移す。
Aに11枚、Bに0枚、Cに9枚のメダルがあるかたちになったね。
最初のかたちと違うね。
これは、お金を借りたB君が、C君に何かを売って得たお金を乗せて、A銀行にお金を返したところだ。

利子があるから、こうしなくちゃいけなかった。
当然だって言える。
注目したいのは、お金を借りたB君以外の人のお金が、A銀行に移ることになることだ。

A銀行は、他にもD君・E君・F君にもお金を貸しているとしよう。
彼らも、自分以外の誰かからお金を得て、A銀行に返さなくちゃいけない。
その世界に散らばってるお金が、A銀行にたまっていって、他の人たちが持てるお金が減っていくことになるね。

ここまではよいかな?

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説明ありがとうございます。よくわかりました。^_^が、それの何が問題なのでしょうか?(°_°)
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今度は、G君を見てみよう。
彼は、銀行がもうかることに気づいて、G銀行をつくってお金を貸し始めた。
G銀行にも、他の人たちのお金がたまっていく。

でも、そもそものお金を造って世の中にだしているのが、A銀行だとする。
これが中央銀行だ。
これは、G銀行を含めたみんながA銀行からお金を借りている、ってことだ。

G君以外の人たちは、お金がなくて困っている。
じゃあ、ってことで、A銀行はお金を造って、まずG銀行に貸す。
そのお金がみんなに貸し出されて、みんながその場をしのぐ。
でもまたG銀行に返さなきゃいけない。
そしてG銀行も、A銀行にお金を返す。
すべて利子つきだ。

そうやって、みんなは自分以外の人たちからお金を得て、そのお金が中央銀行にたまっていく。
その繰り返しが続く。

どうかな?

実際の世界では、中央銀行(=A銀行)は、まず政府にお金を貸す。
そして政府が、他の銀行(G銀行など)に貸したり、集めた税金から利子をつけて返してる。
と考えたら、分かるかな?


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それの何が問題なのか。
問題は3つある。

ひとつは、富が一部に集中し続けて、周りからなくなり続けて、社会の借金が増えること。

もうひとつは、その行き着くところが、最終的にはもともとお金をつくる権限をもった1ヶ所であること。

もうひとつは、そのために、みんながお互いに、周りからお金を得るために頑張り続けなくちゃならないうえに、進めば進むほど、もっと頑張らなくちゃいけなくなっていくことだよ。

ここでの問題は、最初に言ったように、無理がある、ってことなんだよ。
みんなが、お金を得るためにもっともっと頑張らなくちゃいけなくなっていく。
ヘトヘトになるし、自分のため、好きな人や子供のための時間をもてなくなっていく。

永遠に続けていけるシステムじゃない。
みんなのハッピー度を下げ続けていくシステムだ。
ってことなんだよ。

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ありがとうございます。^_^

A、B、Cの中でのメダルの動きについてですが‥メダルにだけ注目すると、確かにAのもとにメダルが貯まっていきますね。
だけど、CはBから1枚のメダルとモノを交換した。Cは、確かに1枚のメダルは手元から消えたけれど、そのかわりに物が手に入った。それなのに、メダルの行方は問題なのでしょうか。

ひろしさんの「借りる側」からの視点でのお考えは面白いです。では、「貸す側」の視点ではいかがでしょうか。
私は、貸す側の視点で以下のようなことを考えました。
確かに「金融関係のお仕事で稼がなければいけないってことで利子をつける」。だけど貸す側はリスクを含めたコスト(ここでのコストとは、エネル ギーやリスクなどです)を負うわけです。自由にお金を増やすことはできないことから有限のものを貸したり、本当に返ってくるなんて分からない中で貸す。だ から借りる側は、その目に見えないコストを利子として代償する。こう考えました。(°_°)

この利子をつけるシステムが、みんなのハッピー度を本当に下げているとしたら、どんなシステムになればみんなのハッピー度を上げられるのでしょうか。

久しぶりにじっくり考えています。ひろしさん、そんな機会を与えて下さってありがとうございます^ ^
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うむ、お金とモノを交換する点は、ここでは省いてる。
要素が増えること、あと、関係ないことだからなんだ。

商売でのフェアネスについて話すのは視点をずらす。
その個人・法人の間のフェアネスは、僕が言ってる金融システムにある無理とは関係ないことなんだよ。

いや、今だけ、この要素を入れよう。
現行の、中央銀行がお金を何もないところからお金をつくって国全体に貸すシステム。
利子をつけて貸すシステム。
このシステムがあることは、悪どい商法も生まれやすい、って現象にもつながってるんだ。
他の人からお金を得る必要性がより大きいからだ。

話を戻して。
注目してほしいのは、僕は利子をつけることを悪いとは言ってない、ってことだ。
生業にしてるなら、糧を得る手段として当然だって言える。
少なくとも現行の貨幣経済ではそうなる。

問題は、無理・ヒズミを増すシステムなんだよ。
そして、現行の中央銀行制度は、それを分かってる人たちが作って、維持してるんだ。

ここに改善があるなら、無理・ヒズミも改善されて、救済を必要とする人たちも劇的に減るんだよ。
悪どい商法も減る。
これは世界全体の話なんだ。

うん、こういう話をしてる人がいたな、って心の片隅においておいてちょうだいな。(*^_^*)

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ほぉほぉと思いながら、ひろしさんからのリプライを読んでいます。

私には物とお金を切り離して考えることが難しいので、いま理解を深めることが難しいです。が、またこれについて考えるきっかけがきたとき読み直してみます^ ^

その無理、ヒズミが改善されるためにどのようなことが具体的に必要なのか、またお考えがありましたら教えて下さい^ ^

またゆっくりお茶でもしましょー(^○^)おやすみなさい!
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おお、きっかけになれたなら何よりのことだよー。(*^o^*)

結論になっちゃうんだけど、最終的には、お金ってものを使わない世の中になることだよ。
電子小冊子「愛が行き渡る世の中を創る」で書いてることさ。

いぇす! お茶しよーう!*\(^o^)/*






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