本当にコーヒーが飲みたいのか? | 山部香澄 自己表現を生きる

山部香澄 自己表現を生きる

自己表現を生きるためのステップ。



こんにちは、香澄です。






冷静に考えたら、おかしくね?
って思うこと、自分にも世の中にも多々ありませんか?

ごく当たり前の顔をして定着してるものほどそう。

ただ単に冷静に考え直さないだけで、
おかしいことは、ごくごく当たり前のことにこそ隠れています。


そこをあえて「おかしい」と思い始めてしまうと

ちょっと気マズかったり、
変化しなきゃいけなさそうだったり、
日常生活が面倒なことになりそうだから、
見ぬフリするんですね。


『裸の王様』の物語みたいなもんで。



========


私、もともとコーヒーは好きな方なんですが
飲み過ぎもよくないですよね。


と思いつつも、毎日、
日に10杯は飲んでたであろう時期があります。



数年前、副業でカラーコーディネートの仕事を始めた頃。
派遣社員としても、ある会社で仕事をしていました。

その仕事は、まったくカラーに関係はなくて。

機械修理受け付けの窓口で電話を取るという、
私の興味にかすりもしない仕事。


ただ単に、時間的な都合がよく、
掛け持ちができたというだけの理由でそこにいました。




機械はまったくもって専門外なので
受け付けしたらすぐ担当の男性に代わるため、
覚えることもほとんどありません。


朝と終業まぎわが一番忙しくて、

15時前後はこっそり自分のブログを書いたり(おい)、
当時研究し始めていたスピリチュアルブログを山ほど読破したし、
あとはそれでもすることなくて、眠れるほどヒマ。


そんときに、眠気覚ましに
いつも給湯室に用意されたコーヒーを飲んでました。



カフェ



でもねー。

いくら飲んでも眠いのよこれが。



眠いけど頑張って仕事、当然!

眠気覚ましにコーヒーは必須

コーヒー切らしたら死ぬ


が、当時の私の常識。



でも、さすがに当時は
「こんなに飲んでも効かないなんて…身体、ヤバくね?」

と思い始めていて。



んで、ピンときたのです。


そういえば、自営のカラーの仕事のときは、
それほどコーヒーを飲みたいと思ってなかった!って。


っていうか、そもそも眠くないのですよね。
眠くても、サッと仮眠を取ればまた、絶好調だったし。

そこで、私の「コーヒー中毒」に疑問が出てきたんです。



ホントに私、コーヒーなかったら仕事できないのか???



…そもそも、ヒマな職場で興味のない仕事してるから異様に眠いわけで。
…そもそも、そんな仕事してなかったら、言うほどコーヒー飲まない。


そもそも根本的な原因がどこにあるか?
が分かってなかったというわけ。



もしくは、
分かっていてもそれは「どうしようもないもの」だと思い込んでいるから、
コーヒーなどの別のことで必死に穴埋めしようとするわけ。




========



私とライフスタイルが似てない人には、
この例がピンとこないかもしれないけど、ね。


たとえばこういうこと。


**


目元のシワが気になる人が、
美容液をあれこれ試したりするでしょ。

コラーゲンがいいのか、プラセンタがいいのか、
飲むのがいいのか、塗るのがいいのか、もしくはエステ?


あれこれ研究しては、たくさん買い込むわけですが。


そもそもその方が夫婦仲が悪くて、
毎日しかめつらしてたとしたら…。


そりゃーシワ、取れませんさ。


**


食欲が湧いて太ってしまう!と言って
ダイエットとかサプリとかエクササイズをいろいろ試すでしょ。

んで、「続かないわ!」と言って嘆いたりするでしょ。


…でも、その方がそもそも、
言いたいことをしまいこんで言えずに、ストレス溜める気質だとしたら…。


そりゃー食欲、落ちませんわ。


**


お金がない!って嘆いてる彼。
だから、毎日吉牛。

お金がないから、一山当ててステーキ喰ってやろうと思って
毎月、宝くじやパチンコに必死につぎ込んでる。




……

……………。


その金、使えよっ!


**



こういう風にね、

ちょっと冷静になったら「おかしい?」って分かりそうなものなのに
そこじゃないところで即席解決法にグルグルさ迷うって例、

いくらでもあると思うんだよね。


病気じゃないところにメスを入れてるようなもん。



で、本来解決しなきゃいけない根本原因については
「そこは仕方ないから」と思い込んでるだけ。





思い込んでるから、
見えない。


見えないよねー。


ほんっと、渦中にいると見えないのよねー(涙)。




だから、解決したかったら
その「渦」の中から飛び出して思考しなきゃいけない。


そのために
カウンセリングやらコーチングやら、セラピーやらの
第三者に相談できる場があるんですよね。



一歩外に出て見ると、ホントにアホらしいくらい些細なことで
あっさり解決したりしますからね。




んで、日頃からね。

ちょっとでも「ひょっとして、おかしくね?」
と思ったら、それを注意深く観察するクセをつけること。


暗黙の了解で「そういうこと」ってなってて
「そういうこと」にしてたら穏便に済むから…。

ってこと、ない?




実はそこが、切り開いてみたら一番ヤバイからね。





■2人で交代で書いてます。アート系コラボブログ:
 『メグと香澄のアートセレクション』…更新しました!




山部香澄のメルマガ

■セッションの案内はこちら

ファッションセラピー:メール講座

■ファッション記事は別ブログにて:『センスを磨くと人生が変わる!ビジュアル編